忙しい働く主婦の救世主 『寸胴鍋』で食費も時間も節約しよう

毎日外に働きに行っている共働き主婦にとって、夕食作りは頭の痛い問題です。

大急ぎで帰ってきて、着替えもそこそこに慌てて夕食作り…。フルタイム勤務をしていると、帰宅時間が夜7時、8時になることもありますね。

手間と時間のかかる煮込み系料理も平日は諦めるしかありません。ご飯作るの面倒だな…とか、遅くなっちゃったから今日は外に食べに行っちゃおう…などと、気がつけば週に3日も外食していた、なんてこともあるかもしれませんね。

外食や中食(お惣菜などを買ってきて自宅で食べること)ばかりでは、手間は省けますがコストがかかりすぎます。これでは節約は夢のまた夢。そこで、今回は時間もお金も節約できるアイデアをご紹介します。


休日のまとめ買い&作り置きレシピで食費と時間のスリム化を


食費と時間を節約するならば、休日に1週間分の食料をまとめ買いすることをお勧めします。毎日のちょこちょこ買いで余分なものを買わないこと、買い物に費やす時間の大幅カットを目指しましょう。

今回紹介する作り置きレシピは大きめの寸胴鍋を使います。ここに、カレーを作る要領で人参・じゃがいも・玉ねぎを一口大に切り、コンソメで煮込みます。味はごくごくうす味のほうが良いです。



ここまでを日曜のうちに仕込んでおきます(我が家では日曜の夕食作りの時に同時進行で仕込んでいます)。これを平日5日間少しづつ別のお鍋にとって毎日の夕食のおかずに仕上げていきます!
月曜日……ソーセージやキャベツ、カットトマト缶を加えてミネストローネに。
 
火曜日……お肉としらたき、ダシを加えて、肉じゃがに。 
 
水曜日……カレールーを加えて煮込むだけ。カレーに。
 
木曜日……ベーコンやブロッコリー、コーンなどの食材を加えて野菜たっぷりコンソメスープに。
 
金曜日……水曜に残ったカレーをだし汁で延ばしてカレーうどんに。 いかがですか?

材料を切る・煮込むさえ終わらせておけば、平日は超簡単な時短料理でまわすことができます。残業で帰宅時間が遅くなっても、たったの10分で夕食の時間にできちゃいますよ

しかも! この方法なら、買った食材を使い切ってしまいますので食材の無駄ゼロに抑えられるという嬉しいおまけつき。なお、寸胴鍋でなく圧力鍋を使って仕込みをすれば、ガス代の節約にもなりますよ。

実際にこの方法を試してみると、時間の節約がお金の節約につながることが良くわかリます。一度試してぜひ実感してみてください。(執筆者:山内 理恵)

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