2017年4月26日 13:04

管理職は正義感と勇気のある人

「債権回収流ビジネスコーチ」ヒューマンパワー・リサーチ代表の森 真一です。

管理職のマネジメント研修でお話ししているメッセージをお伝えします。

これは、私の著書「管理職に贈る100のメッセージ」から引用しているものです。

あなたは、上司の不正を見逃しますか?

見て見ぬふりをする人、内部告発をする人、直接上司に意見をする人など色々な選択肢がありますね。

管理職には、正義感と勇気が必要です。

「正義感」とは、不正を憎み正義を通そうとする気持ちです。

「勇気」とは、困難や危険を恐れない心です。

会社ぐるみの不正事件により潰れた会社もあります。

サラリーマンは、上司の命令には逆らえず「会社のため」という言葉に弱いものです。

けれども、不正が「会社のため」になるわけがありません。

ですから、上司命令であっても絶対に関与してはいけません。

素直に命令に従わないために、左遷や降格になってしまう可能性もありますが、よほどのことが無い限り解雇されることはありません。

一時的に、辛い思いすることも覚悟のうえで腹をくくりましょう。

覚悟があれば、冷静に対応することができますね。

悪いことはいつか必ず発覚します。

その時に、正義感をもって勇気のある行動をとった人が称賛されます。

さあ、あなたも正義感と勇気のある人になりましょう。