大永 英明
米国発ロボット一筋50年!
シリコンバレー在住のロボット一筋50年Innovation Matrix, Inc.のCEOです。関西学院高等部卒業後、関西学院大学に籍を置いたまま、アメリカ、ニューヨーク州のシラキュース大学に留学し、卒業後、そのまま、アメリカのロボットメーカーに就職しました。Innovation Matrix社創設前は、米国Adept Technology社のアジア太平洋地域営業部門のディレクターを務め、同社日本支社、法人を設立。同部門を、アジア進出の米国産業ロボット製造企業のトップに押し上げるのに貢献しています。
2004年にロボット、モーションコントロールと視覚技術を専門に、アジア太平洋地域とアメリカでの製品販売、システム統合、製品開発サービスを提供する Innovation Matrix社を創業。最近は、米国物流ロボットメーカー、Fetch Robotics, Inc.の日本、アジア、そしてオーストラリアの総代理店として物流ロボットビジネスを展開中。また、Muscle Robotics, Inc. 、VPとして、マッスル社(日本)の介護ロボットのアメリカでの事業化に従事 。
創設前は、米国Adept Technology社(現在、オムロン)のアジア太平洋地域営業部門のディレクターを務め、同社日本支社、法人を設立。同部門を、アジア進出の米国産業ロボット製造企業のトップに押し上げるのに貢献。また、台湾と中国でも新製品の情報提供、流通網の設立などを行い、OEMとネットワーク統合を行う。
1970年にアメリカに留学。卒業後、世界初のロボットメーカー, Unimation, Inc. に就職し, ロボット制御装置の開発に携わる。また、リエーゾンエンジニアとして、川崎重工とUnimation社との技術トランスファーに深く関与する。 専門はコンピューターアーキテクチャーと制御。アメリカにおいて、17の特許品を発明または共同発明。
40数年、ロボット一筋に日米のロボット業界で技術およびビジネスに貢献。シリコンバレー最大規模のロボットカンファレンス、「RoboBusiness」のレポートを専門雑誌、月刊ロジスティック・ビジネス (Logi-Biz)に4年続けて掲載継続中。
専門分野以外では、2010年に日本中小企業のアメリカ進出を支援する非営利団体Japan America Business Initiatives – Silicon Valley (JABI-SV)を共同設立。これまで、自分の培った日米アジア間での交渉や、展開ニーズの為のソリューションの提供、コネクション等を中心に、JABIの目指す日米間の架け橋となる活動に貢献中。
また、2017年より経産省「始動」プロジェクトおよびNEDOのメンターとして起業家支援に貢献中。
シラキュース大学電気工学部卒業
ブリッジポート大学大学院電気工学修士卒業