起業できる人と起業したい人の違いが明確に現れる4つ+αの特徴

 起業したいと考える人が100人いて、実際に起業できる人は10人、更に生き残って会社を存続させられる人は1人しかいないと言われてます。それでは、起業したい人と起業できる人の差はどこにあるのでしょうか?キミアキ先生が4つ+αの行動に現れる、2者の代表的な差を紹介してくれます。

起業できる人と起業したい人には天地の差がある


 今日は、「起業できる人と起業したい人はどこが違うのか?」ということをテーマにして、お話をしてみたいと思います。

 起業“したい“人っていうのは多いんですが、起業“できる”人っていうのはなかなか少のうございます。

 今、我々は法人さんだけで100社くらい顧問先がありますけれども、みなさん「起業できた人」で、やはりね、本当のところ優秀な人がかなり多うございます。

 サラリーマンを辞めて起業開業するとなると、その時まで勤めていた時の会社の看板、 会社の信用、優秀な上司、優秀な同僚、優秀な部下…

 みーーーっんな無くなるわけですからね、結局は自分で仕事が取れないと、もう何もできんのですよ。

 会社を辞めて、初めて分かることってありましてね。

 ホントにね〜、サラリーマン辞めてしまったら、「ただの人」みたいな感じで(笑)

 如何に自分が優秀な人たちやら、その会社の信用、会社の看板に守られて仕事をしてきたのか、ハッキリと分かる瞬間が来ますからね。

 やっぱりね、結局のところは自分で仕事が取れないと起業開業なんて出来んのです!

起業できる人と起業したい人の違いを見分ける4つの特徴


1)常に新しい仕事を取れる人か?


 底辺業界で底辺の仕事をしてきた人より、うちのお客様の場合は稼いでいる人たちはみんなアッパー業界だった方です。

 業界1番店出身だったりとかね。

 そういう人たちが多いというのは、結局仕事というのは、どんどんどんどん作っていかなくてはいけない。

 仕事を作ることでしか金が作れないわけですからね。

 仕事というのは、常に新しい仕事を作っていかなくてはいけない。

 ここが大変なんですね。

 稼いでいる人たちっていうのは、新しいものをどんどんどんどん作って、そしてどんどんどんどん新しい金も作っていくんですね。

 そのサイクルが比較的早いんです。

 「今 提供している商品・サービスは駄目になるんだ」っていうのを常に前提にしていて、新しい商品・サービスを作っていきます。

 これを作っていける人たちというのは本当に頭が良い。

 我々のお客様の中でも、このサイクルをちゃんと回している人たちは、やっぱり頭も良うございます。

2)覚悟とかいらない(笑)無条件に長時間働けるか?


 あとは精神論を飛び越えて(笑)とにかくもう 1日16時間働けないと、マラソンのトップ集団に残れないです!

 ですからどんどんどんどん落ちこぼれていくんですけれど、やはりね、1時16時間、最低でもこれくらいは毎日働けて、もちろん休みなんてありませんからね。

 起業開業してしまったら、まぁ〜2、3年は休めません。

 それは覚悟の上で始める!とかそういう話じゃないんですよ。

 起業家精神があるから〜とか、覚悟してるから〜とか、じゃなくて、サラリーマン時代の時から「いや全然それくらい働けるぜ」「休みなんて無くてもヘッチャラ」みたいな人が(笑)起業開業するのにむいています。

 でね、やっぱりサラリーマン時代からそんな風に働いていると、みんなから「仕事の鬼」と呼ばれます(笑)

 起業開業したら、全員が仕事の鬼になっちゃうんですけれども、サラリーマン時代から「仕事の鬼」と呼ばれているような人は、やはり起業開業しやすいですね。

3)何をやるにも1番を取りに行く人か?


 これもアッパー軍団に共通している部分になるんですが、とにかく何をやらせても1番取れるような人たちなんですね。

 「それだったらね〜。う〜ん、これくらいの努力をすれば1番とれるな。」とかね、そういう事を身につけている人。

 ですから何をやっても1番を取りに行くし、1番を取れるというね、そのくらいの実力のある方は、もう本当に起業しやすいですよ。

4)ガンガン売り、ガンガン作れる人か?


 どういう方が起業しやすいかというと、営業、それから技術、このどちらかが起業開業しやすいわけですけれども、営業だと、とにかく自分がガンガン売る。

 「俺だったら、売れるから!!」 ってね(笑)

 こういう方は本当に起業に向いています。

 そして技術系だったら、ガンガン作る。

 次から次に新しいモノを作っていくんですね。

 こういう人は確かにむいています!

 実際に、今の生き残り組を見ても、やはり「ガンガン売る系」「ガンガン作る系」は必ず生き残っているっていうね、素晴らしい部分があります。

5番目の違いは「起業しちゃった」という状態に現れる


 そして、1番は何かと言うと、私の妻の税理士である田中あさよが常々言っています。

 起業できる人は「起業しちゃう人」ですね。

 これはですね、起業相談を受けていると、本当に分かるんですけれど、「起業したい」という人と「起業しちゃった」っていう人は、全然違う。

 もう、できる人は「したい」より「しちゃった」が先にくるんですよね。

 「いや〜もうしちゃったんですよ〜」みたいな方は、起業に元々むいています。

 これこそ皆が言う「行動力」という話に継るんですけれども、1回行動始めたら1日16時間働くことになって、もう止まらない。

 もう止まらんのですよ。

 起業家スピリッツもへったくれも無いですよ、あんなのは。

 もう、ず〜っと右往左往しながら走って行かないといけないんですからね。

 起業しちゃう人は、起業に1番むいている人です。起業しちゃった人は、どうぞ自信を持って下さいね。

 困ったことがあればいつでも相談にのりますよ。


 
(執筆者:タナカキミアキ)

【関連記事】