集客できない起業家の共通点「無料でクレクレ」止めないと絶対儲からないよ!

 起業を目指している人、起業したばかりの人の多くはノウハウコレクターとなりやすい傾向があります。ノウハウを収集すること自体には何も問題ありませんが、『無料でクレクレ君』にだけはなってはいけません。その理由とビジネスで儲かっている人が『クレクレ君』になる代わりにやっていることを御紹介します。

集客できない人の特徴『無料でクレクレ君』


 はい、こんにちは。島倉です。

 今回はですね『集客できない人の特徴』について考えてみたいと思います。

 私も色んな方を見てきてますけども、『集客できない人の特徴』 は一言で表現出来ます。

 これはどういう人かっていうと、基本的に「クレクレ君」です。

 過去の記事でも何回か説明してるんですけど、「クレクレ君」って何かっていうと、とにかく人から無料で何か情報を得ようとする人達です。

 もうちょっと言うと、自分でお金を払って、例えば他の人が販売してるスクールだとか塾だとか教材と言ったものを買わない。

 とにかく無料でひたすら自分が得するものをゲットしようとする人のことです。

 これをクレクレ君と言いますけども 、こういう人ってビジネスやってて、やっぱり集客出来てないんですよね。

クレクレ君がちっとも集客できずお金も儲からないワケ


 クレクレ君の何がいけないかって言うと、そもそも無料で人から物をもらおうとする行為が間違ってるわけです。

 要は、このクレクレ君って言うのは「儲かる」ノウハウを知りたいんですよ。

 「儲かる」ノウハウとか知識とかそういったものを欲しいと思ってるわけです。

 じゃあ、ノウハウとか知識が無料で手に入るかって言うと、入らないんですよね。

 たしかにインターネットが発達しているから、無料で価値ある情報はいっぱい手に入るようになりました。

 手に入るんだけれど、インターネットの情報の弱点の一つは体系化されてないってこと。

 一つの場所に必要なものが全て揃っていることって、そうそう無いんですよね。

 体系化されてもいないし、全て揃っていない情報の中で、無料の情報だけでなんとかなるってことはないんですよ。

 そもそもクレクレ君の一番の勘違い、ダメなところは、クレクレ君は基本的に奪う事しか考えてないってことです。

 要するに『Take』しか考えてないんですね。

 『Take』しか考えてないクレクレ君が中途半端な情報で何をやり始めるかというと、顧客に対してひたすら売り込むんですよ。

 相手からお金だけは欲しいと。

 「早く商品買ってくれ!」って主張して、クレクレ君はひたすら売り込むんですね。

 知識・ノウハウは金を払って学ぶ気はないから自分も中途半端だし、中途半端だから焦ってしまって、人からお金を奪おうとしてしまう。

 売り込まれた見込み客がどう感じるか?って、当然「嫌だな」としか思わないわけですよ。だから、どんどんクレクレ君から離れてしまう。

 もう…皆から嫌われる存在になっちゃうわけです。

ビジネスは基本的にこちらのGiveから始まる


 やっぱり、ここでクレクレ君に思い返してほしいことは、ビジネスが『Give』から始まるということですよ。

 『与える』っていう事がとにかく大事。

 まず先に与える。自分が取ろうとしない。これがビジネスの大原則です。

 だから、その原則に従ってないクレクレ君は永久に成功することが出来ないんです。

 GiveとTakeがどのくらいの比率かというと、『5Give・1Take』、これが理想です。

 今から価値ある情報・コンテンツを5つ提供したら、ようやく1回セールスしてもいいよという感じですね。

 ただ、ビジネスを始めたばっかりとか、まだ誰にも認知されていない、そういった状態。または結果がまだ出てないっていう方は、5対1じゃダメです。

 極端に言うと10対1とか、30対1とか、そのぐらいとにかく『Give』をしていかないと駄目ですね。

 もっと言ったら『Take』すらもう忘れる。

 とにかく『Give』しか考えないっていうくらいから始めないと、最初は誰も認めてくれないよなぁというのが私の実感です。

 というのも、今とにかく情報発信をして、価値ある情報を提供して自分の信頼を高めていく。

 もちろん認知してもらうんですけど、認知してもらって色んな人に知ってもらって、信頼を高めていくっていう事が大事なんですね。

 要するに『自分に対する信頼残高を高めていく』と。

 そういった事をしないと、「中々うまくはいかない」「ファンが出来ない」っていうことは「物が売れない」っていう事になっていくわけですよ。

Giveするからファンになってくれて、価格以外で勝負できるようになる


 セールスセールスって言うんですけど、このセールスの意味は紹介程度ですよ 。

 紹介してファンだったら買ってくれるじゃないですか。アイドルの会報誌みたいな、会員向けの雑誌あるじゃないですか。

 そういう所にさりげなくもの売ってますよね。

 私なんか昔、中山美穂さんのファンクラブに入ってて、中山美穂さんの写真が印刷されてるコーヒーカップ買いましたけどね。

 3000いくらだったかな。わけわかんないですよね。

 暇だったら、多分100円ショップで売ってるようなぐらいの、大した特徴もないカップなんですけど、中山美穂さんだからっていう事で買いましたね。

 別にそれが嫌だとかそういう事じゃないんですけども、ファンってそういうもんですよ。価格関係ないんですね。

 価値を感じたら買うんですよ。

 つまりファンになってもらう事が大事。その前提としては、情報をGiveして、信頼してもらわなきゃファンにはなってもらえないですよね。

 信頼してもらって好きになってもらう、共感してもらう。そういった事がなければ、物を買ってもらうことは出来ないわけです。

 価値ある情報をひたすら提供していくしかないわけですよ。

 だから、クレクレ君になって人から奪う事を考えてる人って、結局奪えないですから、まず与えましょう。

 そんな泥棒みたいな事をやっちゃ駄目。

 まず『与えて信頼してもらう・共感してもらう・ファンになってもらう』。

 そこから自然に紹介するだけで「あ、この人が紹介してるんだったら、私ちょっと買ってみようかな?」と、そうなっていきますから、まずはギブギブギブで行きましょう。


 
(執筆者:島倉大輔)

【関連記事】