Facebookは集客ツールとしてもう使えない?今取り組みたい集客ツール

 ユーザー数増加が鈍くなり、ユーザーの年齢層も高くなるなど、Facebookが新規集客のツールとして使いにくいものとなり始めています。更に景気マインドの低下により、ユーザーは質の高いコンテンツを提供してくれる情報源へリーチするようになっています。既存顧客との接触には依然としてFacebookは有用ですが、新規集客するなら別のメディアを活用していく必要性が生じているかもしれません。

Facebookは集客ツールとして使えなくなった?!


 はい、こんにちは島倉です。

 今回は『Facebookもうそろそろやばいんじゃないの?』というお話をしたいと思います。

 Facebookについては、私も集客ツールとして使う「ソーシャルメディアの中核」と位置づけて、2010年頃から紹介してまいりました。

 しかし、この2019年になって、Facebookもそろそろやばいかなと考え始めています。

 まず、致命的なのがFacebookの新規ユーザーが増えていない(鈍化している)ことです。

 参考リンク:ガイアックス:ソーシャルメディアラボ

 もう一つは、固定のメンバーとの交流が中心になりはじめていること。

 新規のユーザーがあまり増えず、固定のメンバーの交流が中心のSNSになってきたということは、要は新規客が取れにくい状況になっているんですね。

 同じメンバーばかりにアピールしてる状態なので、「ちょっとこれはヤバいんじゃないの?」というふうに思ってます。

 更にやばいのは若者が使わないことです。若者は勉強しますし、お金を払うんですけれども、Facebookのメインユーザーは30代~50代なんですよ。

 数年経つとこのユーザーは40代~60代になります。

 要はおっさんメディアになっちゃうんですね。もう既になってるんだけど、更になるわけですよ。

 それで、その時はさすがにユーザーも減っていってると思いますし、10代・20代は中々Facebookを使おうとしないです。

 だから、情報発信しても動くターゲットに届かない可能性が高くなっています。

コンテンツ重視のメルマガ回帰現象が起きている


 また、ウェブにおいての全体的なマーケティングの流れとして、『メルマガ回帰現象』が起きてます。

 今、皆メルマガに戻って行ってるんですよ。

 ソーシャルメディアの何がいけないのかというとコンテンツがないんですよ。正確にはコンテンツが軽いんですね。

 だって、貴方の周りにFacebookで重厚なコンテンツを提供している人っていますか?

 おそらくいないのでは?

 そもそもSNS自体が重厚なコンテンツを出す媒体でもないわけです。

 そして今、日本の景気がドンドン悪くなっていってます。新規客も中々取れない。

 そうすると皆『解決策を提供してくれるコンテンツ』を求めるようになるんですね。

 でも、Facebookでは、皆でワイワイしている写真とか、儲かってますよ的なコンテンツばかりが乗っかっていて、解決策にいたるコンテンツが乗っていない。

 話は逸れますけれども、LINE@なんかも従量制になっていて、何度も何度もコンテンツを配信出来ないんですよ。

 もちろんLINE@登録に、100人ぐらいしかいないとか、そのぐらいの人数だったら問題ないですけども、リストを増やしていくとなると厳しいわけです。

 なので、クローズドな情報配信を行う上で、メルマガ回帰現象が起こっているんですね。

これから集客するなら『オウンドメディア』『YouTube』『メルマガ』


 じゃあ、これからはどこで集客すればよいのか?という話になると、『オウンドメディア』と『YouTube』、それから『メルマガ』になってきます。

 これらのメディアは、基本コンテンツをたくさんの情報量を伝える事が出来るし、後に残りますし、SEO効果も高いです。

 なので、検索からターゲットを引っ張って来れるわけですよ。対してFacebookはSEOにも弱いですし、タイムラインで情報が消費されて残りません。

 既存のお付き合いしてる人達と交流するという観点からは優れたメディアなので、私もすぐにFacebookを辞めるという気はないんですけども、『新規は取れないよ』という事は押さえておいたほうがいいと思いますね。

 コンテンツ重視の流れで、オウンドメディアとYouTubeがやっぱり使えるんで、そっちに重点をシフトしていきつつ、やっぱりFacebookは少しずつフェードアウトしていったほうが良いでしょう。

 以上、参考にしていただければ幸いです。


 
(執筆者:島倉大輔)

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