2017年4月19日 11:12

管理職は何事にも動じない人

「債権回収流ビジネスコーチ」ヒューマンパワー・リサーチ代表の森 真一です。

管理職のマネジメント研修でお話ししているメッセージをお伝えします。

これは、私の著書「管理職に贈る100のメッセージ」から引用しているものです。

あなたは、部下のミスやトラブルが発生した場合でも冷静でいられますか?

何事にも動じない管理職は、滅多にいません。

それだけに、器量の大きさを切実に感じます。

たいていは「なぜ、こんなミスをしたのか」と、意味のない過去質問をして、感情をぶつ

けた叱責を延々と続けています。

要するに、自己保身だけを考えているので監督責任を問われることを恐れているわけです。

ミスやトラブルが発生した場合に、まずはじっくりと話しを聴き「起きてしまったことは

仕方がない。これからどうするかを一緒に考えよう」と言える人を部下は尊敬します。

部下のミスは、上司である管理職の責任です。

小さな子供のいたずらが、親の責任になるのと同じことです。

管理職は、部下のミスやトラブルに腹をくくりましょう。

監督責任を問われたとしても、懲戒免職になるような悪いことをしていなければクビになる

ことはありませんし、ましてや命まで取られることはありません。

不思議なもので、何事にも動じない人には幸運を引き寄せるパワーがあるみたいですから、

ミスやトラブルが起きても自然に解決できてしまったりします。

さあ、今日から何事にも動じない人になりましょう。