皆様こんばんは、企業参謀の長山宏です。

今回はビジョンに関する経営問答の一回目として掲題の問題を扱います。
会社のベクトルを合わせるにはビジョンが必要ですが
「社員がワクワクドキドキするビジョン」を作るのはなかなか難しいものです。
実際多くの会社でビジョンを作り掲げていますが、
いまいちなビジョンの会社が多いです。
どうすればワクワクドキドキできるビジョンが作れるしょうか？

ワクワクドキドキできるには感謝されるような貢献が必要です。
そのためには社会の課題・顧客の課題・社員の課題を解決できるビジョンでなければいけないわけです。
そこで私は以下の作り方をしています。
具体的に私の例を挙げてみましょう。

1.ミッションの具現化としてビジョンを位置付けます。
ミッションはエニアグラムの各人の作るべき価値です。
これは人間を完全なる存在を９つに分けてそのいずれかがその人の作るべき価値と位置付けて定義します。
私の場合はエニアグラム５番の知識、能力です。
経営という難しいことを誰にでも分かるようにするコンサルテイングです。

2.ミッションを具現化するビジョンとして企業ビジョンと称して社会のいかなる課題を解決するかのビジョンを作ります。
これはいわゆるドメイン（事業領域）です。
私のドメインは一流を目指す社長であり、社長の人生の意味を具現化できるビジネスモデルを作り自己実現していただくことです。

3.ミッションを具現化するビジョンの二つ目として顧客の課題解決です。
先に決めたドメインの内どのような顧客を自社の顧客と定義してサービスを提供するか？
顧客のどのような課題を解決するかです。
私の場合は一流を目指す社長の要望を叶えます。
一流とは関わる人全てを幸せにする人として自らが健全になり人に勇気づけが
出来る人です。社員全員が健全になり、完全な分業体を機能化させることを目指します。

4.ミッションを具現化するビジョンの三つ目です。社員の課題解決です。
完全な分業体の中で自分の課題を明確に認識して自立的に課題解決できる人作りです。
私の場合はアドラー心理学とエニアグラムの人間観で経営しますので、それを理解して自分らしさを自他ともに追求できる人を作ります。

ワクワクドキドキ出来るビジョン。
それは明確な課題を解決して貢献できるものでなければいけません。
そのためには一人よがりではない、社会・顧客・社員の課題を明確にし、それらを解決できるビジョンをしっかり作りましょう！