皆様こんばんわ。
企業参謀の、長山宏です。
４月は５週ありますので、最後は今私がはまっていることをお送りします。
先日ある方から教わった話です。あのリンカーンがアメリカの消費者の権利がソ連と比較して確保されていることとして、アメリカの素晴らしさを伝えた話です。
これは実に経営に使えます。顧客の立場に立ってこの４つの権利が満たされているかどうかを考えてみましょう。

１．安全である権利
２．知らされる権利
３．選択できる権利
４．意見を反映してもらえる権利

どうですか？
この４つの権利がちゃんと満たされておれば、顧客は最適化基準で選択できます。しかし顧客側の問題もありますが、提供側が自分の利得を優先して不十分な対応をしているケースが殆どだと思います。

これは業界によって違います。供給側が強い業界では４つすべてが中途半端ですし、どの業界でも例えば営業員が十分な知識が無かったり、顧客の実態を充分に調べていなければプロとして最適化基準で購買が決まることはありえず、中途半端な満足化基準で商取引が行われています。

しかし周りもそうなので無意識に「そんなもんだろう」と片付けられています。

経営は問題解決です。
それは理想と実態のギャップを出して問題点を挙げてそれを解決できる課題を整理して目標管理して解決します。

その際この４つの権利は理想を表していますので、問題点を浮き彫りにしやすくなります。

これは使えます！