リーダーシップはまず「在り方」から。

このレターを読んでいただいている方は、
人間関係を改善させたいと思っていたり、
自分を成長させたいという願望を持っていたり、
何らかの変化を求めていらっしゃるはずです。

その変化を学ぶには
「変化できる方法」を学ぶといいのは明白ですが、
リーダーシップの場合、方法論に頼ってしまうのは危険です。

それは「人」に関わることだからです。

人は自分がどう扱われているかと言うことに
非常に敏感です。

なぜならば、本能的に自分の身を守る性質があるからです。

これは人類の進化の過程で生まれた、変えられないもの。

そこに「手段・手法」だけで変化を起こそうとしても
本能が強い人には、見透かされてしまいます。

人間関係で、一度このように見透かされてしまう体験を
させると、その信頼関係を取り戻すには大きなエネルギーが
必要となります。

このような状況をつくらないためにも必要なことは
その人の「在り方」。
リーダーとしての在り方ですね。

わかりやすく言うと、
何のためにリーダーになるのか？
何のためにリーダーシップを発揮するのか？
ということです。

リーダーとしての在り方、人としての在り方をないがしろにしては
本当の意味で人に影響力を発揮することはできません。

しかし、自分の在り方を自覚する余裕もなくリーダーの立場を
全うしようとしている人たちは数多くいらっしゃいます。

まず「在り方」を確立する。
その為には自分の大切にしたい生き方や信念、価値観をあぶりだし
それを自覚することです。

この自覚があってこそ
自分自身との信頼関係ができ、
そして初めて相手に影響力を発揮できるようになります。

これも「自己理解ができるからこそ相手理解ができる」という
原理原則に基づいています。

「コーチングでメンバーが自然と動き出す！リーダーシップ実践講座」

では、学びを通して自分自身の在り方も考えていただきます。

さらに上級コースの「リーダーシップ実践マスター塾」

では、自分自身と向き合っていただき、本当に心から自分が大切にしたい
価値観や想いを抽出し、それを基にビジョンを作成します。

そのビジョンを実現させるために期限や数字を入れ、目標とします。

こうしたプロセスを踏んで立てた目標こそ、「魅力的な目標」。
行動せずにはいられない自分の目標です。

この目標設定ができるようになると
他のメンバーにも、それを教えてあげることができるようになります。

その教えるプロセスで使うツールが「コーチング」。

リーダーシップ実践マスター塾ではこのコーチングもプロ級の腕前に
なっていただけるようトレーニングしますが
コーチングについてはまた日を改めてお伝えします。



もうすぐ12月という1年の締めくくりのこの時期に

自分を見直す、そして新たな自分を創り出す機会として

活かしていただけたら幸いです。