こんにちは。
全ての人に働く喜びと可能性を手にさせる
人財育成コーチの森泰造です。


前回のブログで
みらい創世塾で学ばれたSさんが
完璧主義を手放して目標達成された
事例をお伝えしました。

今日は、
同じくみらい創世塾で学ばれたMさんの
「承認欲求をなくしたら承認されるようになった」
事例をお伝えします。

外資系企業で人事部門のリーダーを
しているMさん。

英語が堪能で、
社長が外国人のため、
社内では同時通訳としても活躍される
優秀なリーダーの女性です。

そんなMさん。

対話の技術を体系的に学びたいと
みらい創世塾に参加されました。

参加前は、
人事の仕事をしながら通訳としても
引っ張り出される状況に、
「私の大変さをなんでわかってくれないの」
と、自分の環境にストレスを感じていたMさん。

上司である外国人の社長も
自分が通訳してほしい時にだけ呼んで、
普段はありがとうの一言も言ってくれない。

と不満に思っていました。

Mさんは
「今考えると承認されたかったんですよね」
と言っています。

そのマルチな才能ゆえに、
忙しくしていたMさんは、
頑張っていることを認めてほしい
そんな欲求が不満につながっていたのでしょう。

みらい創世塾で学ばれて、
自分の状態に意識が向くようになり、
対話の技術を身に着けたMさん。

すると、
以前の自分とは違う状態に気づきました。

以前は、
仕事で呼ばれるたびごとに
「なんで私なの？」「また？」
といった気持ちで向かわれていました。

それが、
「自分はどんな結果を出すと満足できるんだろう？」
と自問できるようになったのです。

以前は、
社長のことを「日本語が必要な時しか呼ばない、私を都合よく使おうとする人」
と思うことが多かったのが、
「どうやって自分の満足する結果にしようか」
と変わりました。

Mさんはこう言っています。
「起こっている事象自体はそんなに
変わってないのだけれど、
自分のとらえ方が変わったから、別に
認めてもらわなくても平気になった」と。


そんなMさんは、社長から
「最近、コミュニケーションスタイルが成熟した感じがするよね」
と嬉しいフィードバックをいただきました。

また、
周囲との関係性にも変化が訪れます。

それまでは、
どちらかというと「都合のいい人」
とみられていたのが、
「できる人」と見られるようになりました。

また、他部署のマネージャーからは
部下育成で頼りにされるようになり、
トレーニングの依頼も増えたそうです。

都合のいいように使われて
認めてもらえない状況に、
一時期は退職も考えていたMさん。

そんなMさんが、社内に、
自分自身がチャレンジできる環境と、
自分の仕事が社内の価値を上げている
実感値を手に入れました。

会社内で、
自分のやっていることに価値を感じられる
ようになれば、辞める理由もありません。

「以前はなりたくない自分を自分で引き寄せていた」と言ったMさん。

これからは、
「自分の大切にしたいことや価値観は、
コアに持ちつつ、関わる全ての人たちが
幸せになるための扉を開ける『鍵』の役割を
果たしていきたい」
と言ってくれました。

これからのMさんの
さらなる発展形が楽しみです。

「なりたくない自分を自分で引き寄せてはいませんか？」

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