2023年6月8日 09:29
外貨預金は損をする?メリット・デメリット|おすすめしない理由5選とFXがおすすめな理由5選を解説
外貨預金とFXって何が違うの?」と感じている方も少なくありません。
もし外貨を購入して資産運用するのであれば、FXが断然おすすめです。
「外貨預金とFXの違いって?」
「FXの何がいいの?」
「安全に投資する方法ってある?」
この記事では、外貨預金よりもFXをおすすめな理由を解説します。
また安全にFX投資を行うためのヒントもご紹介するので、参考にしてください。
■外貨預金は損?おすすめしない6つの理由
FXよりも外貨預金のほうが損な理由がいくつかあります。それが次の5つです。
すぐに売却が難しい
為替手数料が高い
FXより金利が低い
預金保険制度の対象外である
税金が高い
円高になると損になるかも
順に見ていきましょう。
1.すぐに売却が難しい
外貨預金は、各銀行に専用口座を解説したのち、商品を選びます。
円普通預金
外貨普通預金
外貨定期預金
円普通預金から直接外貨定期預金へ入金はできないため、円普通預金→外貨普通預金→外貨定期預金のステップを踏む必要があります。
定期預金にすれば、利率がいいのが魅力ですが、期間中は売却ができません。
2.為替手数料が高い
円から外貨へ、外貨から円へ両替する場合は、手数料が必要です。
銀行によって為替手数料が違いますが、インターネットバンキングであれば外貨預金の手数料は一般的に1通貨片道0.25~0.5円。
それに対し、FXの場合は為替手数料をゼロと謳っている取引所は多いようです。
実際のところは、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料となっています。
スプレッドは1通貨あたり0.2銭~0.4銭と外貨預金に比べて格安です。(1銭=0.01円)
外貨預金も1通貨あたりの手数料はわずかかもしれませんが、まとまった金額を預ける場合は数千円~数万円と高額になってしまいます。
外貨預金を窓口でおこなうと一通貨あたり1円~4円と、さらに高額となります。
為替差益が高い時に売りたいと思っても、すぐに売却が難しいのはデメリットといえます。
3.FXより金利が低い
外貨預金の金利は、普通預金の場合は0.01~0.15%程度で円預金と大きな差はありません。
定期預金であれば最初の1ヶ月は5~10%と高い金利を謳っていますが、高い金利は最初の1ヶ月のみといったケースも少なくありません。
一方、FXの場合は、日米の金利差分に相当する「スワップポイント」が毎日受け取れます。
2023年4月であれば、日米の金利差は5.1%ですから、毎日約5%相当の金利がつくようになっています。
4.預金保険制度の対象外である
円預金は、金融機関が倒産した場合も1000万円までは元本が保証されています。
しかし外貨預金は保護の対象外です。
預金保険機構によれば、外貨預金を含む次の金融資産も対象外です。
外貨預金、譲渡性預金、金融債(募集債及び保護預り契約が終了したもの)、特別国際金融取引勘定において経理された預金(オフショア預金)等は、保護の対象から除かれます。
また、無記名預金、他人・架空名義預金等も、保護の対象から除外されます。
FXの場合は、金融商品取引法および関連法令に基づき信託保全されるため、金融機関が破綻した場合でも受益者代理人を通じて返還されます。
5.税金が高い
外貨預金で受け取る金利にかかる税率は、一律20.312%(所得税15.315%・住民税5%)です。
源泉徴収されるため確定申告は不要です。
FXに対する税金は、為替差益+スワップポイントによる利益から手数料を引いたものに対して同じく20.315%がかかります。
税金の申告は「先物取引に係る雑所得」として確定申告が必要になります。
この場合、株や先物などほかの投資の損失と通算できるうえ、3年間損失を繰り越しできます。
利益から税金を源泉徴収される外貨預金と違うのは、3年間の利益トータルに税金がかかってくる点です。
確定申告の手間はかかりますが、FXのほうが節税効果があるといえます。
6.円高になると損になるかも
外貨預金の場合は買うだけの投資です。円安に動いたときのみ利益が出ます。
反対に円高に触れると、日本円に戻した場合は損失となります。
単純に計算すると次のとおりです。
1ドル150円で1万ドル購入=150万円
1ドル100円になったときに円に変換=100万円
1ドル200円になったときに円に変換=200万円
もし1ドル150円→100円と円高になると、1万通貨購入している場合は円ベースで50万円の損が生じます。
運よく円安になればいいのですが、確実に円安になるタイミングで預金するのは非常に難しいといえます。
外貨を購入したあとは、ひたすら円安になるのを願うしかありません。
■外貨預金の3つのメリット
もちろん外貨預金もメリットもあります。それが次の3つです。
円建て預金よりも金利が高い
外貨ベースでは元本割れしない
円安になれば儲かる
1.円建て預金よりも金利が高い
円建ての預金金利は、1千万円を預けたとしても0.001%が相場です。
定期預金にしたところで0.002%。100万円預けたとしても1,000円が2,000円になるだけです。
それに対して外貨預金の場合は、定期預金であれば3%~5%の高金利もありえます。
最初の1ヶ月であれば10%の高金利のケースも。
100万円預けたら10万円も利息が付くとは嬉しいですね。
普通預金の場合は、外貨預金でも利率0.15%など低い利率ですが、円よりは高いといえます。
2.外貨ベースでは元本割れしない
円換算で考えると円高になれば損失がでますが、1万ドル預ければ、その1万ドルが元本割れすることはありません。
1万ドルは1万ドルのままです。
元本割れはしませんから、もし円高に振れてしまった場合も円安になるまで保持することも可能です。
3.円安になれば儲かる
外貨預金は、外貨を買う行為です。
円に戻す時に、購入時よりも円安になっていれば差額で儲かります。
例えば…
1ドル100円で1万ドル購入(100万円)
1ドル150円のときに日本円に買い戻し(150万円)
現在は、日本以外の国は利上げしており、円安方向に動きがちです。
このようなフェーズであれば外貨預金は利益が出やすいといえます。
■外貨預金とFXの違いは?どちらが得?
それでは外貨預金とFXの違いを比較してみましょう。比較する項目は次の3つです。
手数料で比較
利益で比較
利便性で比較
表にして比較しやすいよう解説いたします。
・手数料で比較
分かりやすいように1ドル100円で100万円分投資したと仮定します。
手数料(片道) 取引コスト(往復)
外貨預金 1ドル25銭 5,000円
FX 1ドル0.2銭 400円
手数料は各金融機関で違うので、上記手数料は一例と考えてください。
FXは「手数料無料」と設定しているところが多いのですが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料と考えられます。
スプレッドを手数料として考えたとしても、外貨預金に比べてかなり安いのがわかります。
また、手数料は通貨によって違います。
ユーロやポンドの場合はドルに比べ、手数料は高いのが一般的です。
・利益で比較
1ドル100円で100万円分投資して、105円になったと仮定したときの利益を比較してみましょう。
利益
外貨預金 5万円
FX(レバレッジ25倍) 125万円
レバレッジとは、口座にある証拠金をもとに元値の数倍のトレードができる仕組みです。
日本のFXの場合、レバレッジは最高25倍と決められています。
この仕組みのおかげで、100万円分の取引(1ドル100円1万ドル)も4万円の元手で可能です。
上記では100万円を元手に25倍の取引をした場合を計算してみました。
25倍の2500万円の取引で5円動くと125万円の利益がでます。
海外FXの場合は、レバレッジの制限がない場合も多く、500倍・1000倍など高レバレッジを提供しているところもあります。
このようにFXはレバレッジのおかげで、高い利益を得るチャンスがあります。
・利便性で比較
外貨預金・FXともに、月曜~金曜日の24時間の取引可能です。
利便性では、それほど大きな差はないかもしれません。
ただし外貨預金で利益を出そうとするならば、高金利商品である定期預金にするケースが多いでしょう。
定期預金に預けた場合、一定期間資金が拘束され自由に引き出せません。
それに対してFXは土日以外の24時間・即時取引が可能です。
換金性の利便性でいえばFXのほうが勝っているといえます。
■外貨預金よりもFXがおすすめな理由5選
外貨預金よりも利益が出やすく利便性が高いFX。その理由を5つ整理してみました。
少額で運用できる
いつでも売買できる
レバレッジをかけられる
スワップポイントがもらえる
為替手数料が安い
順に見ていきましょう。
・少額で運用できる
FXでは、口座に入金した費用を証拠金として、最大25倍の取引ができます。
取引単位が1000通貨からだとしたら、1ドル100円と仮定すると次のような計算になります。
1ドル100円を1000通貨→100,000円分の取引
必要な証拠金は、100,000円÷25=4,000円
1円・円安になれば、1円(100pips)×1000通貨で1,000円の利益となります。
外貨預金であれば、4000円で購入できるのは40ドル。1円・円安になっても40円の利益にしかなりません。
少額でも、FXのほうが大きな利益を得られる運用が可能です。
・いつでも売買できる
FXトレードは、土日を除く平日24時間可能です。
株のように日本の祝日祭日に左右されません。
日中忙しい方であれば、夜トレードするなど、生活スタイルに合わせて取り組めます。
・レバレッジをかけられる
レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」を意味し、金融業界では手元資金を証拠金として、その数倍もの取引ができる手法を指します。
少ない手元資金で、効率的に投資できるので投資効率が高まるでしょう。
すでにご紹介しましたが、日本のFXでは最大レバレッジは25倍。
25倍のレバレッジで取引すると利益も25倍になるので、資金の少ない人でも大きな利益が上げられます。
ただし損失も同じく25倍になるので注意が必要です。
・スワップポイントがもらえる
スワップポイントとは「金利差調整分」とも呼ばれ、2国間の金利差によって生まれる利益を保有している日数分だけ得られます。
A国の金利:5%
B国の金利:1%
A国の通貨を購入してB国の通貨を売った場合、金利の差額4%分の利益が毎日付与されます。
これは為替差益分の損益とは別の利益です。
その通貨ペアを保持しているだけで、毎日数%の利益がもらえるのは、かなりお得ですよね。
反対にA国通貨を売ってB国通貨を購入した場合は、スワップポイントはマイナスになり、保有している日数分の支払いが生じます。
外貨預金の場合も金利分の利益が付与されますが、普通預金だとほぼ金利はつきません。
高い金利で利益を得ようと考えるのであれば、定期預金にする必要があります。
・為替手数料が安い
すでに紹介しましたが、外貨預金の為替手数料は、ドル円であれば一般的に1通貨あたり1ドル25銭(片道)に対して、FXだと0.2銭。※
FXの手数料は、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料ですが、外貨預金に比べると10倍以上の差があります。※
「銭」という単位なので少額だと感じるかもしれませんが、10000万通貨の取引だと片道の手数料は外貨預金2500円に対しFX200円。
まとまった金額だと、大きな差が生まれます。
※金融機関によって手数料やスプレッドは違います
■外貨預金よりもFXがおすすめ!スクールで運用方法を学ぼう
この記事では、外貨預金よりもFXがおすすめな理由をご紹介しました。
レバレッジにより、FXでは少額資金で大きな利益が期待できます。
ただし大きな利益が得られる反面、損失も大きくなってしまいます。
大きな利益が得られそうだからといって何となくFXを始めるのは危険!
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もし外貨を購入して資産運用するのであれば、FXが断然おすすめです。
「外貨預金とFXの違いって?」
「FXの何がいいの?」
「安全に投資する方法ってある?」
この記事では、外貨預金よりもFXをおすすめな理由を解説します。
また安全にFX投資を行うためのヒントもご紹介するので、参考にしてください。
■外貨預金は損?おすすめしない6つの理由
FXよりも外貨預金のほうが損な理由がいくつかあります。それが次の5つです。
すぐに売却が難しい
為替手数料が高い
FXより金利が低い
預金保険制度の対象外である
税金が高い
円高になると損になるかも
順に見ていきましょう。
1.すぐに売却が難しい
外貨預金は、各銀行に専用口座を解説したのち、商品を選びます。
円普通預金
外貨普通預金
外貨定期預金
円普通預金から直接外貨定期預金へ入金はできないため、円普通預金→外貨普通預金→外貨定期預金のステップを踏む必要があります。
定期預金にすれば、利率がいいのが魅力ですが、期間中は売却ができません。
2.為替手数料が高い
円から外貨へ、外貨から円へ両替する場合は、手数料が必要です。
銀行によって為替手数料が違いますが、インターネットバンキングであれば外貨預金の手数料は一般的に1通貨片道0.25~0.5円。
それに対し、FXの場合は為替手数料をゼロと謳っている取引所は多いようです。
実際のところは、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料となっています。
スプレッドは1通貨あたり0.2銭~0.4銭と外貨預金に比べて格安です。(1銭=0.01円)
外貨預金も1通貨あたりの手数料はわずかかもしれませんが、まとまった金額を預ける場合は数千円~数万円と高額になってしまいます。
外貨預金を窓口でおこなうと一通貨あたり1円~4円と、さらに高額となります。
為替差益が高い時に売りたいと思っても、すぐに売却が難しいのはデメリットといえます。
3.FXより金利が低い
外貨預金の金利は、普通預金の場合は0.01~0.15%程度で円預金と大きな差はありません。
定期預金であれば最初の1ヶ月は5~10%と高い金利を謳っていますが、高い金利は最初の1ヶ月のみといったケースも少なくありません。
一方、FXの場合は、日米の金利差分に相当する「スワップポイント」が毎日受け取れます。
2023年4月であれば、日米の金利差は5.1%ですから、毎日約5%相当の金利がつくようになっています。
4.預金保険制度の対象外である
円預金は、金融機関が倒産した場合も1000万円までは元本が保証されています。
しかし外貨預金は保護の対象外です。
預金保険機構によれば、外貨預金を含む次の金融資産も対象外です。
外貨預金、譲渡性預金、金融債(募集債及び保護預り契約が終了したもの)、特別国際金融取引勘定において経理された預金(オフショア預金)等は、保護の対象から除かれます。
また、無記名預金、他人・架空名義預金等も、保護の対象から除外されます。
FXの場合は、金融商品取引法および関連法令に基づき信託保全されるため、金融機関が破綻した場合でも受益者代理人を通じて返還されます。
5.税金が高い
外貨預金で受け取る金利にかかる税率は、一律20.312%(所得税15.315%・住民税5%)です。
源泉徴収されるため確定申告は不要です。
FXに対する税金は、為替差益+スワップポイントによる利益から手数料を引いたものに対して同じく20.315%がかかります。
税金の申告は「先物取引に係る雑所得」として確定申告が必要になります。
この場合、株や先物などほかの投資の損失と通算できるうえ、3年間損失を繰り越しできます。
利益から税金を源泉徴収される外貨預金と違うのは、3年間の利益トータルに税金がかかってくる点です。
確定申告の手間はかかりますが、FXのほうが節税効果があるといえます。
6.円高になると損になるかも
外貨預金の場合は買うだけの投資です。円安に動いたときのみ利益が出ます。
反対に円高に触れると、日本円に戻した場合は損失となります。
単純に計算すると次のとおりです。
1ドル150円で1万ドル購入=150万円
1ドル100円になったときに円に変換=100万円
1ドル200円になったときに円に変換=200万円
もし1ドル150円→100円と円高になると、1万通貨購入している場合は円ベースで50万円の損が生じます。
運よく円安になればいいのですが、確実に円安になるタイミングで預金するのは非常に難しいといえます。
外貨を購入したあとは、ひたすら円安になるのを願うしかありません。
■外貨預金の3つのメリット
もちろん外貨預金もメリットもあります。それが次の3つです。
円建て預金よりも金利が高い
外貨ベースでは元本割れしない
円安になれば儲かる
1.円建て預金よりも金利が高い
円建ての預金金利は、1千万円を預けたとしても0.001%が相場です。
定期預金にしたところで0.002%。100万円預けたとしても1,000円が2,000円になるだけです。
それに対して外貨預金の場合は、定期預金であれば3%~5%の高金利もありえます。
最初の1ヶ月であれば10%の高金利のケースも。
100万円預けたら10万円も利息が付くとは嬉しいですね。
普通預金の場合は、外貨預金でも利率0.15%など低い利率ですが、円よりは高いといえます。
2.外貨ベースでは元本割れしない
円換算で考えると円高になれば損失がでますが、1万ドル預ければ、その1万ドルが元本割れすることはありません。
1万ドルは1万ドルのままです。
元本割れはしませんから、もし円高に振れてしまった場合も円安になるまで保持することも可能です。
3.円安になれば儲かる
外貨預金は、外貨を買う行為です。
円に戻す時に、購入時よりも円安になっていれば差額で儲かります。
例えば…
1ドル100円で1万ドル購入(100万円)
1ドル150円のときに日本円に買い戻し(150万円)
現在は、日本以外の国は利上げしており、円安方向に動きがちです。
このようなフェーズであれば外貨預金は利益が出やすいといえます。
■外貨預金とFXの違いは?どちらが得?
それでは外貨預金とFXの違いを比較してみましょう。比較する項目は次の3つです。
手数料で比較
利益で比較
利便性で比較
表にして比較しやすいよう解説いたします。
・手数料で比較
分かりやすいように1ドル100円で100万円分投資したと仮定します。
手数料(片道) 取引コスト(往復)
外貨預金 1ドル25銭 5,000円
FX 1ドル0.2銭 400円
手数料は各金融機関で違うので、上記手数料は一例と考えてください。
FXは「手数料無料」と設定しているところが多いのですが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料と考えられます。
スプレッドを手数料として考えたとしても、外貨預金に比べてかなり安いのがわかります。
また、手数料は通貨によって違います。
ユーロやポンドの場合はドルに比べ、手数料は高いのが一般的です。
・利益で比較
1ドル100円で100万円分投資して、105円になったと仮定したときの利益を比較してみましょう。
利益
外貨預金 5万円
FX(レバレッジ25倍) 125万円
レバレッジとは、口座にある証拠金をもとに元値の数倍のトレードができる仕組みです。
日本のFXの場合、レバレッジは最高25倍と決められています。
この仕組みのおかげで、100万円分の取引(1ドル100円1万ドル)も4万円の元手で可能です。
上記では100万円を元手に25倍の取引をした場合を計算してみました。
25倍の2500万円の取引で5円動くと125万円の利益がでます。
海外FXの場合は、レバレッジの制限がない場合も多く、500倍・1000倍など高レバレッジを提供しているところもあります。
このようにFXはレバレッジのおかげで、高い利益を得るチャンスがあります。
・利便性で比較
外貨預金・FXともに、月曜~金曜日の24時間の取引可能です。
利便性では、それほど大きな差はないかもしれません。
ただし外貨預金で利益を出そうとするならば、高金利商品である定期預金にするケースが多いでしょう。
定期預金に預けた場合、一定期間資金が拘束され自由に引き出せません。
それに対してFXは土日以外の24時間・即時取引が可能です。
換金性の利便性でいえばFXのほうが勝っているといえます。
■外貨預金よりもFXがおすすめな理由5選
外貨預金よりも利益が出やすく利便性が高いFX。その理由を5つ整理してみました。
少額で運用できる
いつでも売買できる
レバレッジをかけられる
スワップポイントがもらえる
為替手数料が安い
順に見ていきましょう。
・少額で運用できる
FXでは、口座に入金した費用を証拠金として、最大25倍の取引ができます。
取引単位が1000通貨からだとしたら、1ドル100円と仮定すると次のような計算になります。
1ドル100円を1000通貨→100,000円分の取引
必要な証拠金は、100,000円÷25=4,000円
1円・円安になれば、1円(100pips)×1000通貨で1,000円の利益となります。
外貨預金であれば、4000円で購入できるのは40ドル。1円・円安になっても40円の利益にしかなりません。
少額でも、FXのほうが大きな利益を得られる運用が可能です。
・いつでも売買できる
FXトレードは、土日を除く平日24時間可能です。
株のように日本の祝日祭日に左右されません。
日中忙しい方であれば、夜トレードするなど、生活スタイルに合わせて取り組めます。
・レバレッジをかけられる
レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」を意味し、金融業界では手元資金を証拠金として、その数倍もの取引ができる手法を指します。
少ない手元資金で、効率的に投資できるので投資効率が高まるでしょう。
すでにご紹介しましたが、日本のFXでは最大レバレッジは25倍。
25倍のレバレッジで取引すると利益も25倍になるので、資金の少ない人でも大きな利益が上げられます。
ただし損失も同じく25倍になるので注意が必要です。
・スワップポイントがもらえる
スワップポイントとは「金利差調整分」とも呼ばれ、2国間の金利差によって生まれる利益を保有している日数分だけ得られます。
A国の金利:5%
B国の金利:1%
A国の通貨を購入してB国の通貨を売った場合、金利の差額4%分の利益が毎日付与されます。
これは為替差益分の損益とは別の利益です。
その通貨ペアを保持しているだけで、毎日数%の利益がもらえるのは、かなりお得ですよね。
反対にA国通貨を売ってB国通貨を購入した場合は、スワップポイントはマイナスになり、保有している日数分の支払いが生じます。
外貨預金の場合も金利分の利益が付与されますが、普通預金だとほぼ金利はつきません。
高い金利で利益を得ようと考えるのであれば、定期預金にする必要があります。
・為替手数料が安い
すでに紹介しましたが、外貨預金の為替手数料は、ドル円であれば一般的に1通貨あたり1ドル25銭(片道)に対して、FXだと0.2銭。※
FXの手数料は、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料ですが、外貨預金に比べると10倍以上の差があります。※
「銭」という単位なので少額だと感じるかもしれませんが、10000万通貨の取引だと片道の手数料は外貨預金2500円に対しFX200円。
まとまった金額だと、大きな差が生まれます。
※金融機関によって手数料やスプレッドは違います
■外貨預金よりもFXがおすすめ!スクールで運用方法を学ぼう
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レバレッジにより、FXでは少額資金で大きな利益が期待できます。
ただし大きな利益が得られる反面、損失も大きくなってしまいます。
大きな利益が得られそうだからといって何となくFXを始めるのは危険!
リスクを減らすために、FXを始める際には信頼できるスクールで学ぶことをおすすめします。
東京にあるFXスクールEDGEコミュニケーションは、オンラインで学べるFXスクールです。
初心者でも分かりやすい講義で、年30%の利益が出せるトレードを身につけることができます。
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スクールの特徴としては次の4つです。
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