喜多川泰氏講演会IN京都 「本・人、様々な出会いで人生は変わる。可能性は無限大!」

このセミナーで学べること

■喜多川 泰（きたがわ やすし）氏　プロフィール

1970年東京都生まれ。愛媛県西条市に育つ。東京学芸大学卒。
1998年横浜市に学習塾『聡明舎』を創立。
新しい時代に本当に必要とされている塾の在り方を追求し続け、
全国の教育機関からの訪問者が絶えない。
一講師として教壇に立ち、「勉強」を通して、人生との向き合い方を
若者たちに伝えている一方で、生徒の能力を最大限に発揮する方法を求めて
自己啓発の研究を続け、自ら執筆活動を始める。
2005年『賢者の書』でデビュー。
その独特の世界観は多くの人に愛されている。
２作目となる『君と会えたから・・・』は５万部を売り上げるベストセラー。
全国で講演活動も行っており、多くの人々に感動を与え続けている。


　［喜多川泰氏　公式ホームページ］

■主な著書（ほか代表作多数）

『君と会えたから・・・』

『上京物語
僕の人生を変えた、父の五つの教え』

『「また、必ず会おう」と
誰もが言った。』

『手紙屋
~僕の就職活動を変えた
十通の手紙~』

喜多川先生のHPより

ー講演への想いー

人間は他人のことはよくわかるのに、自分というものがよくわからない。試しに、自分の身近な人を思い浮かべて、その人がどういう人かを考えてみるといい。きっと、言葉で表現できないとしても、どういう人なのかはわかっているはずだ。「じゃあ、自分は？」と聞かれると困る。

実は僕も、自分のことがわかっているわけではない。

自分も他人も知っている自分がいる。でも同時に、自分は知っているけど他人は知らない自分がいる。多くの人は、この二つで「自分はどんな人か…」を判断しようとする。ところが、人間にはまだ別の顔がある。それは自分は知らないけど他人は知っている自分。そして、自分も他人も知らない自分。この二つの自分との出会いが人生を大きく飛躍してくれるきっかけになると僕は感じている。

自分は知らないけど他人は知っている自分を知るには、「素直な心」が必要だ。「自分はこうだから！」と決めつけているうちは、自分は知らないけど他人は知っている自分に出会うことはできない。

僕は、自分では「数学が得意で、文系が苦手で、運動が得意で、人前で話すのが苦手で…」と考えていた。ところが、今、僕がしている仕事は、英語の先生で、作家として本を書いて、講演家として大勢の方の前でお話しをして…と、自分では得意だと思っていなかったものばかりだ。

理由は「あなたは、これに向いている」と背中を押してくれた人がたくさんいた。ただ単にそれだけである。だから、実は自分に向いているのかどうかは今でもわからない。

ただ、他人が知っている自分に素直に耳を傾けると「これは自分にしかできない仕事なんじゃないか」と思うことができる。そして、もしそれが本当に多くの人の人生にとってプラスになることであれば、「いやいや、僕なんてとても…」といってその仕事をしないのは自分の使命を全うしているとは言えないのではないか…いつも、そう考えている。

だから、「喜多川先生の話が聞きたい」「喜多川先生の講演は、今の世の中に必要だ」そう言っていただける以上は、自分にできる限りのことはしようと思う。

みなさんの前に立って自分が考えていることをお話ししようと思う。それによって、少しでも話を聞いてくださった方の人生が良くなるのであれば。それによって、少しでもこの国の未来が明るくなるのであれば。それによって、少しでもこの世界に希望の種が植えられるのであれば。

そして、もう一つ。自分も他人も知らない自分と出会う方法は、きっと新しい出会いしかない。

講演会ではそういった新しい出会いがたくさんある。それは僕にとっても、新しい自分と出会えるチャンスでもある。そして、実際にそうして僕は講演会に集まってくださる人にいろんなことを教えてもらいながら、成長してきた。

「Give＆Take」という言葉がある。

講演をする側は、自分の持っているすべてをぶつけて話をする。しかし実はそれ以上に、聞いているみなさんからいろんなことを学んでいる。実はいろんなことを教えてもらっているのは、前で話をする側なのだ。講演会は「一期一会」という言葉がよく似合う。そのときの会場の雰囲気は、二度と同じものをつくることはできない。

みんなの呼吸が一つになり、思いが一つになり、同じ事に笑ったり、考えたり、感動したり、そして、それぞれが新しい誕生を向かえるような新鮮な気持ちになる。何度経験しても、始まる前は僕もワクワク･ドキドキする。「今日は、どんな空気がつくられるのだろう！」

機会があれば、是非講演会に足を運んでみてください。一緒に、一度しかない人生で、そのときにしか作り出せない感動を共有できることを楽しみにしています。