営業担当者やコーディネーターの陥りやすい「はがゆい症候群」は、自分の手の届きにくい派遣先での出来事が、クレームの対象となるからと言われています。
また派遣スタッフの場合は「社員でも外部でもない存在」の不安定さが、孤独感や悩みを生むかもしれません。
そんな心の負担や病の予防は当事者が発信しているSOSへのいち早い対応です。
「はがゆい症候群」…「靴の上から足をかく」たとえのように、直接手を下さないために生まれるストレス(袰岩先生談)
このセミナーで学べること
<カリキュラム>
【メンタルヘルスの現状 】
◆メンタルヘルス講座の必要性について(感情の理解とメンタルヘルス)
◆人材派遣・請負というビジネスに関わる社員・スタッフのメンタルヘルスの現状
◆なぜ、ケアが必要なのか?
【スタッフや社員の異変にいち早く気づくために】〜メンタルな問題を抱えた社員の支援方法〜
◆どうしてうつや心の病が起こるのか?
◆メンタルヘルスに必要なものとは
◆メンタルヘルスを維持増強するために必要な3つ
【周囲と自分のメンタルヘルス強化法 実践扁】
◆自己肯定感を持つ練習
<実習>
悩みや問題に打ち勝つ自信と※アサーション(アサーション・トレーニング)
※お互いに、自分や相手の気持ち・考えを理解しあうことをめざすトレーニング
<解説>
コミュニケーション・スキルとしてのアサーションについて
・そもそもアサーションとは?
・考え方のアサーション
・問題解決のためのアサーション
【もっと自分を知ろう】
◆セルフチェック
◆セルフ・ヘルプ・アビリティ・チェックリストを手がかりにして自分自身のメンタルヘルスをチェックし、自分がどのようにストレス状況に対処しているのかを知る
最後にうつ的な状態についての理解と、落ち込み感情との付き合い方について
------------------------------------------------------------------------------------------
<受講者の声>
・とても楽しく、実戦に役立つ講座でした。スタッフが病気になる前に、まずは“サイン”を正しく受け止めて事前に対処できればと思います。(資本系派遣会社・女性)
・穏やかに、浸み込むようなトーンでお話され大変心地よくまた、分かり易く大変参考になりました。 (資本系派遣会社・男性)
・自分の新たな一面を知ることが出来ました。自分の感情理解なくして、スタッフや顧客の理解はできないのだと気付かされました。 (独立系派遣会社・男性)
・実際、スタッフにもうつの方はいますし、“潜在的うつ”の方も多いと思うので今日習った方法を用いて、早めに気付く→予防→治療→回復のアプローチが出来るよう活かしていきます。 (独立系派遣会社・女性)
------------------------------------------------------------------------------------------
<講師の声>
メンタルヘルスケアは予防的な対応がとても重要です。
この予防的な対応は、以前はアフター5に自然発生的に飲み会やレクリエーションなどで、行われていたのですが、現在はそれを自然に確保することはむずかしくなっています。
だからこそ、就業時間内にシステマティックにメンタルケアの時間を組み込むことが必要となっているのです。 メンタルケアのためには「自分の今の状態を把握する力」と「コミュニケーション力」とが重要です。
これらの点をふまえ、日常のなかでの心理的なメンテナンスの方法などをお伝えしようと思います。(袰岩 奈々)
セミナー詳細
主催者情報 | オピニオン |
---|---|
講師名 | 袰岩奈々 |
参加費用 | 30,000 円 (税込) |
定員 | 25 名 |
カテゴリー | コミュニケーション/スキルアップ |
参加対象 | 派遣スタッフに対応する営業またはコーディネーターの方 派遣元社員を支える管理職や経営者クラス |
参加条件 | |
申込期限 | 2009年5月19日 |
日時 | |
開場時間 | 9:30 |
会場 | 新宿サンエービル15階会議室 |
会場住所 | 東京都東京都新宿区西新宿1-22-2 |
備考 | |
キャンセルポリシー | 開催当日キャンセルされた場合または当日セミナーを欠席された場合はご返金を承っておりません。ご了承下さい。 |
セミナーの受付は終了しました