トゥルルルル・・トゥルルル・・・
ガチャッ
僕「あ、先輩、すみません。例の書類なんですが・・あの・・この部分を~という風に訂正して~という風にしてほしいんですが・・・(ドキドキ)」
先輩「え?なに?どういうこと?」
僕「え?あ、はい、あの、例の書類のですね・・ちょっと部長に言われたことがありまして・・・部長はいま会議なんですが・・・」
先輩「え?部長?なんのこと言ってるの?」
僕「え、あ、部長というか書類がですね・・・あの~訂正がですね・・・。(すでに頭真っ白)」
先輩「ん?えーとね、何がいいたいかわからないんだけど?大丈夫?」
僕「あ・・う・・・。」
この後、適当に理由をつけて電話を切り、何度もセリフを確認した後、わざわざ人のいない会議室から電話をかけなおした。
なぜ会議室からかって?
それは、緊張して焦っているところを向かいデスクのOLさんに見られて
「こいつビビリ!?ださっっ」と思われるのがイヤだったから・・・。
このセミナーで学べること
はじめまして。ひえだ ともあき です。
「元説明下手による説明力スクール」の講師です。
今のは、23才の頃の僕の話。
新入社員研修のスピーチで失敗し、それがきっかけで人前で話すとすごく緊張するようになった。緊張すると、頭が真っ白になるからそのせいで超説明下手にもなった。
先ほど書いたようなセコ技でなんとか説明を切り抜けていた僕だったが、
だんだん危機感を覚えてくる。
ヤバイヤバイヤバイ。
もしかして、一生このままなのか!!??
このままではまずい。
カッコ悪い。
ビビリと思われたくない。
なんとか克服して・・・
「スラスラと話せるかっこいい男」になりたい。
そう思った僕は、まず薬を試した。
心療内科でもらった薬を朝礼の前に飲んでみたが・・・効かない。
おそらく、種類や量が合っていなかったのだろう
※ちなみにこのとき、社会不安障害(SAD)と診断されました。
社会不安障害は、簡単にいうとものすごい人目が気になる症状です。
「薬がダメなら、自力で治すしかない。」
そう思った僕は、実際に色々と方法を考え、どんどん実践していった。
・会話の時は、会話の流れを紙に書きながら話す。
・本を読みながら下手な説明を発見したら「ここがダメだ。わかりにくい。俺ならこう書く」とえらそーなダメ出しを本の隅に書きこむ。
・無駄のない話・作業をする習慣を自分に染み込ませるために、頭の中に、金属のツルツルした球体をイメージしながら仕事をする。
・論理学のお勉強
・バリバリ働くビジネスマンや、明るい主人公が出てくる映画を見て、それになったつもりで働く。(プラダを着た悪魔・イエスマンなど)
・電車の中で小さく口笛をしてみる
・街中で人に話しかける
・機械的に正確な応答ができるよう「おれはパソコンだ。おれはパソコンだ。」と思いながら電話をする。
・度胸をつけるため、夜中に人がいない坂道を「ぬぁアアーっっ」と絶叫しながら自転車で下る。
こういったことをやっていた。
他にも、あまり言えないような事であれば朝の6時までウイスキーを飲み、
わざと酒が入った状態で会社に出勤していた。
なぜなら、お酒が入っていると緊張せずに上司に説明できたから。
これは1か月間ぐらいやっていたと思う。結果、異常に酒が強くなった。
このようにいろいろいろいろいろいろ試した結果、見事不安障害(あがり症の強いの)、説明下手を改善した。
途中にも書いたけど、「街中で人に話しかける」は相当効果があった。
けれども、1人では相当やりづらいと思う。
そこで、数名で。しかもチョコという道具を使ってやろうではないか。
と考え、今回の企画にたどり着いたわけです。
同じ悩みを持つ仲間と共に、「楽しみながら」緊張を乗り越えましょう!
当日の流れ
14:45 ファミレス集合
15:00 開始
16:00 終了
16:15 解散
セミナー詳細
主催者情報 | きんスピ |
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講師名 | ひえだ ともあき |
参加費用 | 1,000 円 (税込) |
定員 | 5 名 |
カテゴリー | コミュニケーションセミナー |
タグ | スピーチ / 緊張 / コミュニケーション |
参加対象 | あがり症、コミュ障,不安障害,人見知りの方 |
参加条件 | |
申込期限 | 2016年2月12日 |
日時 | |
開場時間 | 14:45 |
会場 | ジョイフル福岡警固公園前(待ち合わせ用) |
会場住所 | 福岡県福岡市 中央区天神2丁目2−66 |
備考 | |
キャンセルポリシー |
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