●企業の情報システムの特に運用部分のアウトソースは従前から多くの企業で利用してきています。
●結果として長年同一アウトソースベンダーにお任せになっていることが多く、気が付いてみたら、アウトソースで実態として何をどこまで実施してくれているのかさえも分からなくなり、コストの妥当性も不明確になってきていることが多いようです。
●本セミナーではITアウトソースに関わる種々の問題を浮彫にするとともに、それを解消する取組を事例として紹介するととともに、その最初の段階で必要な「現在自社の運用はどのレベルにあるのか」を知ること、それを「どこに、どのように持っていくべきなのか」についてお話しいたします。
このセミナーで学べること
●ITアウトソースの課題
ITアウトソース、特に運用系のアウトソースは派遣社員規模から、大手SIerなどを利 用した大規模な業務委託に至るまでその範囲は企業によって様々です。
我々がITアウトソースの現場で見聞きする典型的な課題は
・アウトソース業務の範囲やその内容が適正なのかどうかわからない。
・アウトソースコストが適正なのか、コストに見合うパフォーマンスが得られている のか。
・アウトソースの中身がブラックボックス化されてしまいロックインされてしまって いる。
などではないかと思います。
●適正なアウトソースへの改革
すでに固定化してしまっているアウトソースを適正化するのはそう簡単なことではあ りません。前記のような課題感はあっても、事実がどうなのか、或いは世の中的に適 正なレベルなのか、実は単独ではわからないものです。
その事実や適正性がわからなければ、アウトソースを改革しようとしてもどこを改革 すべきかの焦点が定まらない。
更には既存のアウトソースベンダーとの話し合いの火蓋も切ることは難しいのではな いでしょうか。
●アウトソースベンダーを切替える
既存のアウトソースベンダーとの改革へ向けての話し合いが難しいとなった場合、一 番有効な改革手段は「アウトソースベンダーを切替える」ことを前提に複数社を競合 させる事である。という議論もあります。ただ、いままで範囲もあいまい、中身もブ ラックボックスになってしまっているアウトソースを切替える準備はそれなりに時間 の労力もかかるものです。
アウトソースを切替えるという決断は簡単ですし、RFPを出すのも比較的短期間でで きるでしょう。しかしながら、その後のことを考えるとその準備期間のほうがはるか に長くそして困難な仕事であると言えます。
●自社のアウトソースのポジションを知ることの重要性
アウトソースの改革のためにはやはり、「アウトソースの現実、事実を知る」ことが 起点であるといえます。それは、定性的な認識ではなく、定量的、相対的に自社のア ウトソースのレベルを認識する必要があります。
定量的、相対的とは他社に比べて例えばアウトソースのサービスレベルは高いのか、 コストや効率性は他社に比較して高いのか、などといった比較を数値で出せるという ことだと考えます。
定量的、相対的なポジションといった事実は、既存アウトソースベンダーを適正に評 価することにもつながりますし、社内、特に経営への説明などに説得力を発揮するは ずです。
●本セミナーでは
本セミナーでは、アウトソースにまつわる課題を挙げ、これを改革してきた顧客の事 例を紹介。その事例のプロセスを整理して、どのようにアウトソース改革に取り組む べきなのか一つのベストプラクティスを紹介いたします。
更に前述のように、そのスタートラインに必要な「アウトソースの現実、事実を知 る」ことをベンチマークによって行うことをご紹介いたします。
●ITILデータを利用して他社と比較
ベンチマークの一例として、ITILデ-タを利用、 定量的に他社と比較して自社の情報 システム部門のポジションを客観的に示すValiDataLサービスをご紹介します。
ITILに取り組まれている、あるいは運用の記録をつけているのであれば、そこで蓄積 されたインシデントを始めとした情報を用いて、他社群と比較し、自社の運用のポジ ションを知ることができる。それがValiDataL(バリデタル)のベンチマークサービ スです。
●ITIL取組み以前でも比較可能
ITILにまだ取組んでいない企業も多くあります。ただ、情報システム部門の現場には インシデントに相当する個々の障害やサービスリクエストの記録があることが多いで す。
ValiDataL(バリデタル)では不完全なデータからも自社のポジションを示すアルゴ リズムが内包されています。現在のポジションを特定し、ITILに取り組むきっかけに することもできるというわけです。
●期末、年度末に向けて、来期計画に向けて
そろそろ、期末、年度末に向けて来期の計画を練り始める時期となっています。いま までの踏襲、延長線上で来期のアウトソーを考えるか、それとも新たにアウトソース 改革にに転じるか。まずは今期中に自社のアウトソースののポジションを客観的にと らえたうえで、説得力のある来期企画を行うことが必要であると考えます。
ご興味のある方は是非とも本セミナーにお申込みください。
セミナー詳細
主催者情報 | バリスティック・ビジネス・テクノロジーズ |
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講師名 | 岡﨑 誠 |
参加費用 | 無料 |
定員 | 10 名 |
カテゴリー | ITビジネス・運用セミナー |
タグ | 運用 / コスト / アウトソース |
参加対象 | 企業の情報システム部門の管理者、CIO |
参加条件 | |
申込期限 | 2017年1月25日 |
日時 | |
開場時間 | 9:15 |
会場 | TPK新橋ビジネスセンター ミーティングルーム202(2階) |
会場住所 | 東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル |
備考 | |
キャンセルポリシー | キャンセルの場合にはお手数ですが事前にご連絡いただけますようお願いいたします。 |
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