間接業務の働き方改革 ～パッケージソフトやRPAを活用した業務の自動化～

このセミナーで学べること

人事、経理、総務、情報システムといった間接部門では、慢性的に人手が不足しているという話をよく耳にします。昔に比べると、コンピューターやパッケージソフトの普及により、業務を取り巻く環境は各段と便利になっているはずです。しかし、一方で間接部門に求められる業務は、データ量の増加や分析手法の複雑化等により、時の経過と比例して増えてゆく傾向にあるようです。

このような環境の中、汎用的で使いやすいExcelは、間接業務のいたる所で使われています。しかし、様々な部署から提出される膨大なファイル数を処理するには、Excelでは限界があり、また効率化を目的に作り上げたマクロや関数は、担当者の引継ぎとともにブラックボックス化してしまい、結果的に『非効率』になっていることも多々あります。

当セミナーでは、『間接業務の働き方改革』と題し、経理部門、経営企画部門、情報システム部門のご担当者様を対象に、パッケージソフトを活用したExcel業務の効率化やRPAによる単純作業の自動化について、事例を交えてわかりやすく解説いたします。

■Opening：AIMCオープニングプログラム

■Program.1：Excelワークの効率化！～予算システムによるExcel作業からの脱却～
間接業務の仕事では多くの場面でExcelが使われています。例えば予算管理業務は、予算数値の見直しや提出の繰り返しにより、数多くのExcelファイルが必要となる煩雑な業務であり、負担を感じているご担当者様も多いようです。最近では様々な予算管理システムが提供されており、システムの導入により、Excel予算管理の負担軽減を実現させた事例も多くあります。
当プログラムでは、予算管理システムの活用により煩雑なExcel予算管理から脱却した事例と、システム化の留意点について解説いたします。

■Program.2：“Excelメタボ”がはびこる間接業務の解決！～Excel作業の自動化～
経理や人事、営業事務等の間接業務では、様々なExcelファイルが使われていますが、膨大なファイルを抱え“Excelメタボ”状態になっている企業も少なくありません。Excelは便利なツールですが、ミスが起こりやすいうえに、ファイル管理に手間を要する等の弊害も抱えており、必ずしも最善のワークスタイルとは言えません。
当プログラムでは、連結決算・経費システムの導入や営業事務（受注台帳管理や業績報告等）のシステム化により、Excel間接業務を効率化した事例について解説いたします。

■Program.3：RPA（デジタルレイバー）で間接業務を自動化！～単純作業からヒトを解放～
少子高齢化が進み、労働者の確保が日に日に難しくなる中、その解決策として業務の自動化ツール『RPA (Robotic Process Automation)』が注目を集めています。RPAは、ホワイトカラー業務のうち、単純作業を自動化するツールです。RPAにより、単純作業からヒトを解放し、より付加価値の高い仕事へシフトさせることが可能になります。
当プログラムでは、RPAのしくみや特徴、種類を紹介するとともに、効果を適合する業務等のソリューションをわかりやすく解説いたします。