ダークネットは企業にとっても無視できない脅威となっています。システムの脆弱性や従業員情報をはじめとする様々なリスクがダークネットには潜んでいます。
これらのリスクに対応するためにはサイバーセキュリティの技術的な側面以外の分析スキルと仕組みすなわちインテリジェンスサイクルが必要です。
そこでこの分野に精通しているCapitalOne社のAlan Millar氏による国内初の実践的なインテリジェンスサイクル構築の有償セミナーを開催いたします。Alan氏はイギリス軍諜報部、北アイルランド警察を経て、BritishTelecomではロンドンオリンピックのサイバーセキュリティを担当しています。
このセミナーで学べること
最近メディアでも取り上げられることの多いいわゆるダークネットは企業にとっても無視できない脅威となっています。システムの脆弱性や従業員情報などをはじめとする様々なリスクがダークネットには潜んでいます。そのダークネットに特化した脅威情報(TI)サービスも国内での提供が始まっており、予兆を検知し事前に対策を講じるモデルが今後のトレンドとなります。
しかしこれらのTIを活用する側の体制は十分ではありません。そもそも多種多様なサービスから自組織に最適なサービスを選択し活用するためには、サイバーセキュリティの技術的な側面以外の分析スキルと仕組み、すなわちインテリジェンスサイクルが必要です。
そこでこの分野に精通しているCapitalOne社のAlan Millar氏による国内初の実践的なインテリジェンスサイクル構築の有償セミナーを開催いたします。Alan氏はイギリス軍諜報部、北アイルランド警察を経て、BritishTelecom時代にはロンドンオリンピックのサイバーセキュリティ対策の主要メンバーとして活躍され、大会のスムーズな運営に貢献されました。現在は米国CapitalOne社にてシニアサイバーセキュリティインテリジェンスマネージャーの職に就き、グローバルチームをリードする立場になります。まさにこの分野の第一人者です。
このセミナーを通じて、Millar氏のノウハウをもとにTI についての体系的な考え方の理解、実務的なプロセスが何かということを学んでいただきます。
プログラム
日程:①8月22日、23日の2日間
費用:20万円(お一人、税別)
Day1:
サイバー空間における新たな脅威の現状
インテリジェンスサイクルの基本要素
<現在の脅威レベルの理解>
・サイバー空間における脅威の現状とその複雑さ
・ダークネット(ダークウェブ)の脅威への対策
・最新の攻撃手法と多様化する攻撃者
・Wannacryインシデント拡散の背景
<インテリジェンスコミュニティで利用されている方法論の理解>
・インテリジェンスサイクルとは何か?
・Direction(方向性)
・Collection(収集)
・Analysis(分析)
・Dissemination(配布)
<オリンピックとサイバーセキュリティ>
・過去のオリンピック(北京、ロンドン、リオ)におけるサイバー脅威
・過去12年間で脅威はどのように変化したか?
・ロンドンオリンピックのサイバー攻撃対策の実態
・2020年東京オリンピックに向けて
Day2:
脅威アセスメントコンセプトと演習
<脅威アセスメントコンセプトの理解>
・脅威情報アセスメントの重要性
・アセスメントの目的と具体的なステップ
・アセスメントの構成要素とコンテンツ
<演習による学習の促進>
・予め準備されたシナリオをベースに
・前日までに学んだ手法による分析演習(グループワーク)
・講師とのインタラクティブなセッション
<組織内におけるインテリジェンスの活用についての理解>
・インテリジェンス機能の強化
・SOCの運用とインテリジェンスの連携
・インテリジェンスの活用で実現する内部顧客へのサービスレベル
<セミナー総括>
・2日間のコースで学習した内容のReview
・講師とのQ&Aセッション
セミナー詳細
主催者情報 | 株式会社テリロジー |
---|---|
講師名 | Alan Millar |
参加費用 | 216,000 円 (税込) |
定員 | 12 名 |
カテゴリー | リスクマネジメントセミナー |
タグ | ダークネット / ダークウェブ / インテリジェンス |
参加対象 | CSIRTチームメンバー 情報システム部門セキュリティご担当者 コンプライアンスご担当者など |
参加条件 | |
申込期限 | 2017年8月21日 |
日時 | |
開場時間 | 9:30 |
会場 | テリロジーセミナールーム |
会場住所 | 東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル4階 |
備考 | |
キャンセルポリシー |
セミナーの受付は終了しました