正しく始める業務監査と海外監査 ～陥りがちな業務監査の落し穴とこれから始める海外監査対応～

このセミナーで学べること

不正防止対策や子会社・海外拠点対応等、内部監査部門に求められる役割・仕事は年々増加する一方です。企業の海外進出が加速する中、米国・欧州・ASEAN・中国等の海外支社や海外子会社への監査対応・管理強化が急務となっています。

このような状況下において、漏れなく充分に監査を実施し、期待した効果を得るためには、一定の監査品質（実効性や費用対効果等）を確保していかなければなりません。また、監査対象の増加や慢性的な人手不足に多くの企業が悩む中、監査担当者が監査の本質や目的、位置づけを理解しないまま実務にあたり、形式的な監査に終始してしまっているケースも珍しくなく、正しく監査を理解したうえで、ムダの無い実効性のある監査を推進していく必要があります。

本セミナーでは、『正しく始める業務監査と海外監査』と題し、まず正しい監査を理解するために、監査の本質や目的、位置づけ等を解説するとともに、これから始める海外監査対応として、西本Wismettacホールディングス様の海外管理事例をご紹介し、海外監査の基礎から対応のコツまで解説いたします。


■Opening：AIMCオープニングプログラム


■Program.1：陥りがちな業務監査の落し穴～正しく監査を理解して効果的な監査を実施するためには？～
講演者：代表取締役社長　公認会計士・税理士　奥川 透

多くの企業が業務監査を推進・強化する傾向の中、監査に精通した担当者がおらず、何から始めれば良いのか迷っている企業は多いです。また、監査の本質や目的等を誤解したまま実務を行っている企業もあり、監査自体が無駄なものとなっている事例もあります。
本プログラムでは、そもそも監査とは何か？監査の本質や目的、位置づけを明確にしたうえで、監査プロセスや作業内容、作業上の留意点等について、業務監査の基礎をわかりやすく解説いたします。


■Program.2：グローバル先進事例に学ぶ海外監査対応のコツ～明治創業貿易商社の海外子会社管理事例～
講演者：マネージャー　公認情報システム監査人　土屋 幸一

世界40もの拠点を持つ明治創業の歴史ある食材・食品貿易商社、西本Wismettacホールディングス。80年以上海外子会社管理に取り組んできた企業が考える、海外子会社管理の進め方・海外監査対応ノウハウとは何か。
本プログラムでは、西本Wismettacホールディングス様の事例を中心に、弊社コンサルタントが複数の事例を交えながら米国・欧州・ASEAN・中国等における海外子会社管理やガバナンス強化のポイントをご紹介します。