生体認証ビジネス創出セミナー2018 　　　～ 事例から学ぶ『“〇〇だから生体認証なんです！“』～

このセミナーで学べること

１．あいさつ　バイオメトリクス部会　部会長　森原　隆（株式会社富士通研究所）

２．基調講演　［きめ細やかなサービスを提供するための生体認証］
＜講演者＞ 東京理科大学　工学部電気工学科　教授　半谷 精一郎 様
＜概　要＞ 日本には昔から、「お馴染みさん」に対する「特別なおもてなし」をする慣習があり、それによって顧客をつなぎとめてきた。生体認証というと、何か法律で規定された個人情報を扱うという負のイメージを持つ人が多いが、適切な管理を行えば、個人個人に適したサービス提供に結びつけることができる。「お馴染みさん」を判断する生体認証技術と、きめ細やかなサービスである「特別なおもてなし」について、今後の在り方を考える。

３．事例紹介
（１）［リピーター動線を自動判定するためには生体認証なんです！］
～店内消費者行動を可視化～
＜講演者＞ スプリームシステム株式会社殿
（２）［手ぶらで決済！　だから生体認証なんです！]
～新営業店システム導入に伴う公開型生体認証基盤（PBI）の活用について～
＜講演者＞ 株式会社山口フィナンシャルグループ殿
（３）［早くて確実だから生体認証なんです！］
～生体認証を利用して、一分一秒でも早い身元確認を～
＜講演者＞ 株式会社クライム殿
（４）［本人を特定できるから生体認証なんです！］
～店舗型ビジネスと静脈認証、その現場と今後の可能性～
＜講演者＞ 株式会社イデア・レコード殿
（５）［どこでも・簡単・確実だから生体認証なんです！］
～インターネットバンキングに声紋認証を導入し、ログインや振込が簡単になりました～
＜講演者＞ 鹿児島銀行殿

４．招待講演　［確実性と利便性、両方実現できるから生体認証技術なんです！］
～入管手続に生体認証技術を導入して業務を合理化しました～
＜講演者＞ 法務省入国管理局出入国管理情報官　福原 申子 様
＜概　要＞ 訪日外国人旅行者の増加に対応するため、出入国審査業務の合理化・重点化が求められている。法務省入国管理局では、IC旅券の顔画像情報で本人確認を行うことにより日本人の出帰国手続を自動化することを検討し、2017年10月から「顔認証ゲート」の運用を開始した。
これにより日本人旅行者の出帰国手続が合理化され、より多くの入国審査官を外国人の入国審査のために配置して厳格かつ円滑な審査の実現を図っている。