日頃、見慣れた NDAですが、実は多くの落とし穴があります。また NDAは万能ではなく、その法的効力には限界があります。これらを正確に押さえた上で有利な NDAの締結と管理を行うべきです。 また最近では、外国企業と英文の NDAを締結するケース が増えています。本講座では、NDAの基本的な理解を押さえた上で、日本語NDAの一般的な書式を説明し、主要条項交渉の留意点を押さえます。つぎに、①NDAの落とし穴や限界と実務対応、②準拠法と紛争解決の効果的交渉、③シリコンバレー流の営業秘密保護の実際、④新興国企業とのNDA運用の注意必須ポイントを検討します。
このセミナーで学べること
英文契約書の基本的な考え方や基本的な言い回しについて分かりやすい解説をします。法務・知財、事業部はもちろん、経営者や管理職の方々も知っておくべき内容をカバーします。
1. NDA (Non-Disclosure Agreement)や CA(Confidentiality Agreement)の基本的な理解
(1)なぜNDAを締結する必要があるのか~営業秘密の保護
(2)NDA の形態(覚書とセット/単独/取引契約書へ一般条項として)
(3)Unilateral (One Way)と Bilateral (Mutual)のいずれの書式を使うべきか?
外資の日本法人とNDA を締結する場合に3社契約にすべきか?
(4)どの種類の秘密情報がどちらから他方へ開示されるのか~まず質と量を評価せよ
(5)自社が秘密情報の開示と受領でどのような立ち位置になるか判断した上でNDAの交渉方針を決める
(6)NDAは常に進化。NDAの新しい条項への実務対応
2. 日本語 NDA の一般的な書式(サンプル雛形)を見てみよう
(1)対象となる秘密情報の範囲をどうするか
(2)NDA の契約期間はどうすべきか。秘密保持の期間をどうすべきか。
NDA の契約期間と秘密保持の期間との関係をどう理解すべきか
(3)損害賠償の範囲 (4)秘密保持義務者の範囲
3. NDA神話の崩壊と効果的な実務対応
4. 準拠法と紛争解決(仲裁や裁判管轄)は合意しない方が良いって本当ですか?
5. シリコンバレー流の営業秘密保護の実際?(元アップル法務部長が語る)
6. 新興国企業とのNDA締結後の秘密開示で必ず注意すべきポイント
7. 関連質疑応答
8. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。
セミナー詳細
主催者情報 | 株式会社日本計画研究所 |
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講師名 | 弁護士・弁理士・米国弁護士 牧野 和夫 氏 |
参加費 | 33,940 円 (税込) |
定員 | 15 名 |
カテゴリー | ビジネスセミナー/法対応セミナー |
タグ | 芝綜合法律事務所 / JPI / 日本計画研究所 / セミナー / NDA / 秘密保持契約書 |
参加対象 | 経営者・管理者 |
参加条件 | 法務・知財、事業部の管理職及び経営者・幹部対象 |
日時 | 2023年1月24日(火)9:30〜11:30 |
会場 | JPIカンファレンススクエア 東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル |
備考 | 〔参 加 費〕 1名:33,940円(税込) 2名以降:28,940円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) ●講師著書『秘密保持契約・予備的合意書・覚書の法務と書式』(中央経済社、2,860 円税込)をご参加者の方へご準備いたします。 |
キャンセルポリシー | 【セミナー契約の解除・お取消し】 お客様のご都合でキャンセルされる場合は、必ず開催1週間前 17時までにご連絡下さい。(E-mail:info@jpi.co.jp又は FAX:03-5793-9767) ご欠席の場合には、代理の方のご参加、もしくは当日配布の資料の発送を以ちましてご出席に代えさせていただき、ご参加費を全額お申し受けさせていただきますのでご了承下さい。 |
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