入所型社会福祉施設の歴史を振り返るとともに、その役割や現在直面している働き手不足の問題、今後の方向性について検討し、虐待防止や利用者の意思決定支援、地域における公益的活動等についても考えることを通して、これからの社会福祉施設のあり方を展望します。
このセミナーで学べること
第60回セミナーテーマ:
「社会福祉施設の今日的使命を問う」
開催期日:
2024年7月6日(土)10時30分~16時、7日(日)10時~16時
定員:
600名(予定)
受講料:
無料
その他:
Zoomを使用したオンライン開催
講座内容:
7月6日(土)
・基調講演 10:30~12:30
「社会福祉施設の今日的使命を問う」
【登壇者】※敬称略
社会福祉法人横須賀基督教社会館理事長 岸川 洋治
・講座① 13:30~16:00
「今、社会福祉施設に問われているもの-その歴史的な歩みから-」
【概要】
社会福祉施設は、社会の変化や政策動向の中で多くの課題に直面し、それらに対応することで、そのあり方を変化させ続けてきた。利用者や地域社会から求められるニーズにどう応えるか、地域社会にどのように貢献すべきか、利用者本位の支援とはどうあるべきかなど、福祉施設が果たすべき役割は常に問われ続けてきたといってよい。
本講座では、わが国の施設福祉の政策と理念、その社会的使命をめぐる歴史的変遷について振り返る。そして、社会福祉の各分野における最新の知見を基に、今後の施設福祉の方向性について考える機会としたい。
【登壇者】※敬称略
社会福祉法人至誠学舎立川児童事業本部事務局長 髙橋 誠一郎
武庫川女子大学心理・社会福祉学部教授 堀 善昭
新潟県立大学人間社会学部准教授 西村 愛
コーディネーター:同志社女子大学現代社会学部教授 倉持 史朗
7月7日(日)
・講座② 10:00~12:30
「施設福祉の最前線-新たな価値の発信-」
【概要】
今、全国各地の社会福祉施設で新たな施設福祉のあり方を模索し、施設福祉の価値を地域や社会に発信する試みが広がっている。
本講座では、そのような実践のフロントランナーからの報告を基に、福祉施設が現在直面している課題を現場の目線でとらえ、これからの施設福祉に求められることについて考えてみたい。
【登壇者】※敬称略
(社福)ゆうかり理事長 水流 源彦
(社福)ライフの学校理事長 田中 伸弥
(社福)福祉楽団理事長 飯田 大輔
コーディネーター:東洋英和女学院大学名誉教授 石渡 和実
・講座③ 13:30~16:00
社会福祉施設における権利擁護と意思決定支援
【概要】
入所型社会福祉施設は、さまざまな理由により自らの権利を主張しにくい人々を受け入れ、支援している。一方で、福祉施設の隔離性や閉鎖性を背景に虐待や権利侵害は繰り返し発生しており、それをいかに解消すべきかが常に問われている。さらに近年では、意思決定支援やアドボカシー機能の強化など、入所者の権利をめぐる新たな論点も数多く浮上している。
本講座では、福祉施設における権利擁護の現状や課題をはじめ、各実践現場で行われている当事者の参画や意思決定を支える取り組みの報告から、これからの施設福祉における権利擁護と意思決定支援のあり方について検討したい。
【登壇者】※敬称略
(一社)全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長 又村あおい
(社福)晋栄福祉会兵庫エリア総合施設長・中山ちどり施設長 石村 陽一
常葉大学保育学部准教授 山屋 春恵
コーディネーター :淑徳大学総合福祉学部教授 山下 幸子
セミナー詳細
主催者情報 | 公益財団法人 鉄道弘済会 |
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講師名 | 公益財団法人鉄道弘済会主催『社会福祉セミナー』 |
参加費 | 無料 |
定員 | 600 名 |
カテゴリー | 生活・文化・健康セミナー/住まい・暮らしセミナー |
タグ | 福祉 / 介護 / 社会福祉法人 / 社会福祉 |
参加対象 | 社会福祉分野関係者が多く参加するセミナーですが、一般の方でもご参加いただけます。 |
参加条件 | どなたでもご参加いただけます。 |
日時 | 2024年7月6日(土)10:30〜16:00 |
備考 | 本セミナーの参加にはウェビナー登録が必要です。 以下フォームにてご登録をお願いいたします。 https://x.gd/kousaikai_fs60 【問い合わせ先】 公益財団法人鉄道弘済会 「社会福祉セミナー」係 TEL 03-6261-2790 FAX 03-3815-8978 Mail fukushi-seminar@kousaikai.or.jp |
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