テーマ:お客様を第一にする企業文化再構築支援講座ダイレクトリスニングで『お客様第一』を軽視しない企業体質を超スピード実現
カリキュラム内容
1.ホテルのメニュー偽装問題からわかる「お客様第一」を軽視する企業の現実
①お客様を第一にしていることを社内で話題にしているかを検証
2.経営統合・事業ドメイン急変がもたらした「顧客価値」の不透明さ
①顧客価値・・・実は言葉は知っていても、本質を知らない社員たち
3.コンプライアンス・CSRを統合した総合CS教育の導入
①コンプライアンスだけにフォーカスした社員教育は「お客様」を見えなくなる
②CSRの意義をストレートな顧客との現場で活かす術が見えない社員たち
4.CSとサービスの関係を明らかにする
①ポップコーン購買に1時間待たせるサービスをCS観点で分析し、
自社のCS行動基準を考える
②「偽装しても顧客が了承する」と豪語する名門ホテルの現実離れしたクレドを解明し、自社の顧客対応ポリシーを再構築する
5.今必要な、『総合CS』教育を具体的な教育資料で理解する
①総合CSの構図を理解する
②全社員がかかわる「営業」の観点からCSと顧客価値を解明する
③必須『CS設計』のフローを理解する
④ダイレクトリスニングという時短手法で顧客価値を積み上げる方法を理解する
6.価値創造とCSの包括した考え方を理論と具体例で明らかにする
①アイリスオーヤマ等の先進成功例を解説
②成功例に共通した現場ビジネスシーンを解説
③ダイレクトリスニング手法が、お客様の声収集をリアルにする
7.質疑応答
このセミナーで学べること
<講義の意図>
「お客様第一」・・・・社内検証はできていますか?
阪急阪神ホテルグループの偽装問題は、残念なかぎりです。名門ホテルであり、関西の経済をけん引する企業グループであるだけに、波紋は計り知れません。リッツカールトン大阪(阪神ホテルグループが経営)に至っては、同様の状況におかれてもなお、「お客様はご了承してくださる」と総支配人が発言したことにも、「リッツのお客様満足は絵空事」と厳しい指摘の声が上がっています。
社長の記者会見では、経営統合による職場内の風通しの悪さを原因にあげていましたが、本当にそれだけでしょうか?問題なのは、「どのようなことを」風通し良くするのかを経営層、管理職層が、明言できることではないでしょうか。ついには、「お客様を見ていない職場」であったことを社長が認める発言にいたり、辞任する結果になりました。
阪急阪神ホテルが風通しを良くすべきことは、「お客様の期待に応える」ことの本質の理解、そして「お客様にとって価値ある企業(顧客価値)」であることを誓う意思ではないでしょうか。
皆さんの会社の会議では、「お客様第一」とはどのような場面でどのような行動ができることだと、話しているでしょうか?会議が数字のことだけで終わってはいないでしょうか?その数字はお客様の満足度に裏付けされているでしょうか?
今回の事件から、コンプライアンス強化を打ち出し、資料配布や教育の準備に着手していることでしょう。ですが、忘れないでください。大切なことは、すべてがお客様にとって、価値ある企業であるための社員教育であることを。単に、コンプライアンスだけを取り上げた教育をしても、すべき行動の判断が曖昧になったままで終わってしまいます。
もう一度見直してみませんか?「Comply」・・・お客様の期待に応える行動の必要性と実践的なCS行動を。顧客価値の創造は、「お客様第一」を明確なCS行動として実践することからはじまります。本講座では、企業体質を見直すことによって、リスクヘッジに取り組むことと同時に、旧来のホテル型CSを「新・設計型CS」に移行する方法をご教示いたします。
セミナー詳細
主催者情報 | K&I パートナーズ |
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講師名 | 石川かおる |
参加費用 | 31,290 円 (税込) |
定員 | 15 名 |
カテゴリー | コミュニケーション/スキルアップ/業務改善・内部統制 |
タグ | CS / コンプライアンス |
参加対象 | CS、CSR業務に関わっている方々 |
参加条件 | 不問 |
申込期限 | 2013年11月11日 |
日時 | |
開場時間 | 13:30 |
会場 | 明治大学 紫紺館3F S2会議室 |
会場住所 | 東京都東京都千代田区神田小川町3-22 |
備考 | 教育資料コンテンツ提供に関する個別質問会を開催いたします! |
キャンセルポリシー | 諸経費を差し引いた額を返却いたします |
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