オムニチャネル時代のマーケティング活用術セミナー

このセミナーで学べること

スマートフォンの普及により、生活者はオンラインとオフラインを区別しなくなってきました。オムニチャネルマーケティングとは、実店舗やWebサイト、複数デバイスなど、あらゆる販売チャネル、顧客接点を統合して、顧客により快適な購買体験を提供する、今注目のマーケティング戦略です。オムニチャネル化の実現には、各企業が顧客をより深く理解することが求められています。

本セミナーでは、O2O（Online to Offline）の最新動向の紹介や、デジタルマーケティングの戦略と課題を企業の実情も交えて、コンサルティングの視点で解説します。

■プログラム

【14:00～14:30】 受付

【14:30～15:30】
　「商品情報と位置情報のデジタル化が手助けをするオムニチャネルマーケティング」


生活者はもはやオンラインとオフラインを区別していません。自由に店舗とウェブサイトやアプリを行き来して、商品の比較や想像をして欲しいものを手に入れています。生活者との接点は複雑化し、オムニチャネルマーケティングの概念が生まれました。これからはオンラインもオフラインも商品情報をデジタルに管理し、1to1コミュニケーションを行わなければなりません。位置情報と商品データベースのデジタル化により解決する方法を紹介します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社オプト
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　執行役員 八田 浩 氏


【15:40～16:10】
　「DMP（データマネジメントプラットフォーム）を活用した業務ソリューションのご紹介」


ITベンダーの提供するソリューションやサービスにDMPを組み合わせることによって、既存サービスのグレードを高めたり、新たな機能やサービスを創出することが可能になると考えられています。これまでなかなか取り入れることが難しかったSNSなど消費者の声、個客の趣向性、行動パターンの情報などをDMPを介して取り込むことによって、商品やサービスの企画開発、精度の高いマーケテイングをはじめ個客をターゲットとした販促やプロモーションなどが実現できます。本セッションでは、日立システムズが考えるDMPを活用したソリューションを紹介します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社日立システムズ
　　　　　　　　　　　　　　　　　スマートビジネス推進本部 主管技師長 藤木 孝紀


【16:10～16:50】
　「マーケティングにおけるIT活用のインパクトと実行課題」


消費者の変化とICTの進化を背景として本格化するマーケティングのデジタル化の本質的なインパクトや対応すべき課題に関する議論が尽くされぬまま、販促・プロモーションの高度化という従来の狭義のマーケティングにおけるコンテクストでの取り組みに終始しているケースも散見されます。本セッションでは、経営の視点からマーケティングのデジタル化の意味合いを再考した上で、本質的な価値を創出するための実行課題（戦略との整合性、組織・業務プロセスの再設計、ITインフラ、データ活用方針、アグリゲーション）と検討の方向性、成功要因について、コンサルティングの現場で直面する企業の実情も交えて概説します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社シグマクシス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安藤 望 氏