電子マネーの普及や会員制サイトの発展など、個人の活動の履歴が簡単に蓄積できるようになり、これまでとは桁違いの膨大な情報を取り扱う時代がやってきました。そしてその膨大な情報、いわゆる「ビッグデータ」を分析し有意義に活用するためには、統計学の体系的な理解が必要となります。
そのような時代背景を受けて、現在これまでにないほど統計学が脚光を浴びています。
また、情報過多の現代において、必要なデータを賢く利用することは、企業の選択において最も重要な関心事と言えます。そのためにも統計学の体系的な知識は必須のものとなります。
本セミナーでは、2回にわたり統計学の基本を学んでいただきます。「平均に含まれる罠」や「気温と売り上げの関係」といった基礎的な内容から、「仮説の正否を考える」「一部の方のアンケート結果から、全体の数値を予想する」といったやや難しい内容まで解説いたします。
大学の講義で扱われるような難解な式は可能な限り省き、わかりやすく噛み砕いて解説いたしますので、
「文系なので数学に自信がない」
「統計学を学んだことがあるけど、ついていけず挫折した」
「勉強してみたいけど専門書は敷居が高い」
などといった方々におすすめします。
このセミナーで学べること
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全2回コースで開催いたします。
開催日程は下記の通りです。
平成26年5月7日(水)
平成26年5月21日(水) 各日18:30~20:30
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1.はじめに
1)最近よく聞く「ビッグデータ」、一体何ができるようになるのか?
2)統計の知識をどう使うのか?
2.平均、代表値、分散と標準偏差
1)平均に潜む罠に気をつけよう。
2)平均だけじゃなく「バラツキ」や、他の値もチェック。
3.相関関係・回帰分析
1)「気温」と「喫茶店の売り上げ」にはどれくらい関係がある?
2)気温から今日の売り上げを予想する。
4.度数分布表とヒストグラム
1)データを視覚的に見やすくする。
5.正規分布
1)正規分布の考え方を知れば、占有率がわかる。
2)品質管理に用いる正規分布。一部の製品のチェックで全体をチェックする。
6.カテゴリーデータ同士の相関関係
1)「職種」や「商品名」など、数値化できないもの同士の相関を考える。
2)お客様の職種と売れ筋商品に関係はある?
7.独立性の検定
1)「お客様の職種と売れ筋商品に関係はある」という仮説が正しいか、得られた結果と確率から考える。
8.区間推定と信頼区間
1)一部の方へ実施した調査結果が出た。さて、全体の数値はどれくらいの値を取る?
セミナー詳細
主催者情報 | 株式会社グローディア |
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講師名 | 多田 洋一郎 |
参加費用 | 8,640 円 (税込) |
定員 | 20 名 |
カテゴリー | スキルアップセミナー |
タグ | ビッグデータ / データ分析 / 統計学 |
参加対象 | 統計学を基礎から学びたいビジネスパーソン |
参加条件 | |
申込期限 | 2014年5月6日 |
日時 | |
開場時間 | 18:00 |
会場 | CIVI北梅田研修センター5階 |
会場住所 | 大阪府大阪市北区芝田2丁目7番18号オーエックス梅田ビル新館5F |
備考 | |
キャンセルポリシー | 参加料につきましては、セミナー開催日の7営業日前までにお振込みください。 もしキャンセルされる場合は開催日の3営業日前までにご連絡をお願いいたします。 |
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