英国の世界遺産から学ぶへきこと～世界遺産の現状と未来～

2013年6月、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が日本における17件目の世界遺産として、ユネスコに登録されました。　日本人の世界遺産への関心は過熱し、そのボルテージもどんどん高くなっています。　報道などを通じて、「世界遺産」の本来の意義や課題についても語られることが多くなっています。
本講演では、英国の世界遺産を例にあげて、世界遺産の現状と将来について考えたいと思っています。　英国には、現在28件の世界遺産が登録されており、そのラインアップはこれまで、ユネスコが目指す世界遺産のあるべき姿を反映しています。　しかし一昨年、英国の世界遺産に、我々が「反面教師」とすべき出来事が起きました。
それは何でしょう？　本講演で学ぶことを世界遺産の未来を築くために役立てて行きたいと思います。