飲食店起業者向けセミナー

「起業」を志し、脱サラ後、飲食店開業に踏み切ったＡ社長。その後どのような運命を辿るのでしょうか？

毎日のように、様々な業種で「起業家」が誕生しています。一方、起業後、10年後には約70％、20年後には約50％しか事業所が存続していないという厳しい統計数字があります。大半の事業所が撤退を強いられ、起業後の淘汰は厳しい環境となっています。とりわけ、「飲食業」に関しては、他の業種と比べて「開業率」が最も高く、同様に、「廃業率」も最も高いという特徴が見られます。（中小企業白書2011、2003年版）。

どうしてすぐ廃業してしまうのでしょうか？
その理由のひとつとして、「開業時の準備不足」、「開業後の見通しの甘さ」があげられるのではないでしょうか。

こんな事例があります。
退職後、わずかな退職金をもとに、会社を立ち上げ、飲食店営業許可をとって、開業にこぎつけたＡ社長。しかし、手元の資金は潤沢でなく、なんとか親戚や友人から資金をかき集めた状態。長時間の営業となるため、社員1名、アルバイト4名を雇い入れました。いざ、スタートしてみると、売り上げはほどほどに順調なのですが、肝心の「利益」は一向に出てきません。逆に、費用はかさむばかり。開業してすぐ、1年分の労働保険料の申告と支払を求められました。それと同時に、社会保険も強制的に加入させられ、社員、アルバイトのために、高額な社会保険料を毎月支払っています。これらの費用は、全くの想定外でした。しかも、給料は当然別に支払わなければなりません。
あれこれやっているうちに、費用がどんどんかさみ、人件費を削除するため、真っ先にアルバイトを解雇しました。「人材は財産」とはよく言ったものです。人員不足により、どんどんサービスの質が低下し、一番大事なお客様まで失ってしまいました。
この結末は・・・・廃業という選択です。

なぜこうなったのでしょう？

インターネットで「飲食店開業セミナー」と検索してみると・・・・・・物件契約、繁盛店ノウハウ事例、メニューブックの書き方について、売れる飲食店ホームページの作成など、様々な種類のセミナーが沢山あります。

しかしながら、弊社は行政書士・社会保険労務士事務所です。当然、フードコンサルタントのような経験も知識もありません。弊社は、販売促進、調理、営業実務に関しては、残念ながら、皆様にお話しできる「豊富な話題」がありません。

では、皆様にわざわざご足労頂き、セミナー料金とお時間を頂戴し、それに見合うだけのセミナーが弊社で開催できるのか？

考えてみました。
開業を志す社長が絶対に欲しい知識とは何か？
弊社で出来るセミナーはあります。きっと、皆様にご満足いただけるセミナーが・・・・・・
上記Ａ社長の例をとってみても、弊社でアドバイスできる部分は沢山ありそうです。
基本的な部分を押さえていれば廃業は免れたかもしれませんでしたね。
私が社長ならば、絶対に欲しい3つの情報を絞り込んでみました。

≪開業に関し、絶対に欲しい3つの情報≫
①開業するためのお金は大丈夫か？どうやってお金を集めるか？（お金の準備）
②開業後の「雇用」にかかる経費は？社会保険、雇用保険、労災保険・・保険料いくら支払う？いつ支払う？（負担の準備）
③個人事業と法人ではどちらがお得？法人設立の手続きは面倒？（かしこい開業の準備）


弊社セミナーの内容は、「販売促進」、「営業拡大」という観点よりも、準備する資金、社会保険、労働保険、法人設立や許可手続き等、避けては通ることのできない、すべての業種に通用する、大きなハードル（難関）のお話であります。ここをしっかりと押さえ、リスクをしっかり把握、理解することで、次のステップに進むことができるのではないでしょうか？


難しい専門用語を丁寧に説明します。入り組んだお話を、易しく、解りやすくお話しさせていただきます。

開業に向けて準備中の方
融資を検討されている方
開業後の社会保険・労働保険の制度や、保険料について詳しく知りたい方
法人設立を検討中の方

是非お気軽にお越しくださいませ。