30代の未婚女性が5年以内に結婚できる確率をご存じですか?
30歳では33.5%、35歳では12.6%、39歳以上では1%以下です。
このデーターを知らない女性でも、30代が勝負!1年でも早く結婚しないと!と、焦りを感じて婚活に励んでいる方が多くいます。
婚活を成功させるためには、自分の理想や視点だけではなく、男性から魅力的だと思われないといけません。男性たちの視線を集めるモテモテ婚活女子を目指しましょう。
婚活に全力を注ぐ女子の特徴
30代女性では、結婚したいと思いながら婚活をしていない女子、積極的に婚活を行っている女子にハッキリと分かれます。
婚活に一生懸命になる女子の特徴を3つご紹介します。
結婚に対する焦りがある
とにかく『結婚』の2文字に敏感です。
20代の頃は友人や同僚の結婚を余裕で見ていられたのが、30歳になった瞬間から手放しで喜べない自分に気がつきます。
結婚していないことが悪いことのように感じたり、女性として引け目を感じてしまう方もいます。
結婚後の生活や人生を考えるというよりは、結婚そのものに焦点を当てていると言っても過言ではない女子もいますね。
本気で結婚を考えている女子は、婚活がメインの生活になっていきます。
結婚に対する夢が強い
学生時代や20代前半の頃に抱いていた結婚や結婚相手を、そのまま持ち続けている女子は婚活に全力で取り組みます。
こんなところで出会って、こんな言葉で交際が始まり、初めてのデートはあそこに行って、プロポーズはいつどんな状況で・・・
そして結婚後はこんな家に住んで、こんな生活をして・・・
というように、理想を現実にするために行動します。
特に20代では恋愛をたくさんして、いつでも結婚できると考えていた女性が、30代まで待ったのですから、妥協したくないという思いに陥ります。
『出会いさえあれば』が口癖
出会いがないから結婚できなかったと感じている女子も、婚活にのめり込みます。
出会いがあれば結婚できると思っているので、出会える場所にどんどん参加します。
その積極性はとても素晴らしいのですが、結婚に求めることや結婚後の生活、自分のアピールポイントなどが明確になっていない女性も多くいます。
その結果、思うような出会いがなく、『出会いさえあれば』という抽象的な言葉が口癖になってしまうのです。
男性が敬遠したくなる痛い婚活女子
婚活を行っている女子は目標に向かって行動しているので、健気に感じるのですが、男性から見て痛々しい女子がいるのも確かです。
男性があまり近づきたくないと思ってしまう婚活女子とは、どのような性格の持ち主なのでしょうか。
男性に求め過ぎ
男性に対して求めることが多いと敬遠されます。
ルックス、服装、年収、仕事、年齢、性格などなど要望が多く、条件で男性を見ていると、相手からもNGを出されてしまいます。
このタイプの女子のあるあるに、“相手によって態度を変える”です。
最初は笑顔で話をしていても、条件が違うと感じると急によそよそしくしたり、全く会話が盛り上がらなくなったりします。
男性からすると自分の内面ではなく、外的なスペックにしか興味がないのか?と思われ、気づいたら誰からも相手にされなくなる可能性があります。
時には妥協も必要かも。
見た目に力を入れ過ぎ
30代になっても20代と同じような服装やメイク、ネイルなどをしていると、がんばっている感が強すぎて、男の目には痛々しく映ります。
婚活パーティーなどでは、たくさんいるライバルの中で目立ちたいという思いが見た目に表れます。
流行りモノに敏感なのは良いことですが、年相応を意識しないと恥ずかしい思いをする結果になりますので、注意をしてくださいね。
女の視点でかわいいと思える見た目も、男性たちから見たらちょっと違うという感覚になることもありますので、お気をつけください。
卑屈になっている
婚活の期間が長い、彼氏ができても結婚に至らないという状況が続くと、どうしても自信をなくしてしまいますよね。
「どうせ私なんて・・・」と口にすることが増えたり、褒められても否定の言葉を並べてしまう、話しかけられても目を合わせないなどの言動は、印象が良くありません。
卑屈になる傾向は、出会いの数が多すぎても少なすぎても起こります。
謙遜するのと卑屈になるのは違いますので、度が過ぎると笑えなくなり、男性も縁も遠のきますよ。
自分アピールが強すぎる
自分が好き過ぎるのも引かれます。
婚活パーティーなどでは自己アピールを積極的にしましょうと言われることがあります。
大切ですよね。自分のことに興味を持ってもらわないと、連絡先を交換することもできません。
ですが、あまりにも自分のことばかりで、相手の話を聞かない、話す隙を与えないというのでは困ります。
複数で話をしている時に話題のすべてを自分に結びつけたり、他の方の話しの腰を折ったりして、場の空気を壊してしまうケースもあります。
気づいたら周りに誰もいなくなっていた、ということにならないように気をつけましょう。
モテ女子のカギ①自分を知る
モテる婚活女子は自分を知っています。
特に次の3つについて確認しておくと良いですよ。
似合うファッション
第一印象は7秒くらいで決まると言われています。長くでも10数秒です。
さらに人間は視覚からの情報が8割を占めているため、見た目はとても大切です。
流行だからという理由で洋服選びをするのではなく、自分に似合う色やファッションスタイルを知った上で流行を取り入れると良いですね。
ここで、アパレル業界で店長経験がある筆者から、婚活にはNGの着こなしを具体的に解説します。
黒やグレーが多めは避ける
黒が多めのコーディネートは強い女性を連想させるため婚活には向きません。
グレーはどうしてもカジュアル感がでてしまったり、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあるので、こちらもおすすめしません。
黒は着るだけでそれなりにお洒落に見えるため、無難な気がしてついつい選んでしまいがちですが、婚活の場にはやはりピンクなどのパステル系のお洋服の方が、女性らしい印象で話しかけやすい雰囲気を作れます。
普段は着ない色だとしても、明るめの華やかな色に挑戦することをおすすめします。
ボーダー柄はモテない
数年前に『ボーダーを着る女は、95%モテない!』という衝撃的なタイトルの本が話題になりましたが、筆者も同意見です。
といっても筆者の場合は、「男性(初対面)との出会いを求めて参加する場にあえてボーダーを着ていく女性はモテない」です。
理由はカジュアルな装いになり、女性的な魅力が減ってしまうからです。
ボーダー柄のお洒落なトップスもたくさんありますが、友人や恋愛対象ではない人と会う時に着れば良いでしょう。
ロング丈のトップスは老ける
お尻がすっぽり隠れる丈の長いトップスを着ると、全体のバランスに気をつけなければ一気に老けます。
個人的にはロングカーディガンや、ロングのワンピースをガウン変わりに羽織るのも避けたほうが無難だと思います。
丈の長いトップスは野暮ったい印象になるので、30代からは避けるべきです。
ロングワンピをガウン風に着るのも、婚活の場にはお洒落すぎて男性が気後れしてしまう可能性があります。
デニムパンツは論外
婚活と言っても、いつもフォーマルな集まりではないと思います。ちょっとカジュアルなお店でお酒を飲んだり、居酒屋が会場になることもあるでしょう。
いくらゆるい感じのイベントだからといってもジーンズは履かないでください。
お洒落に履きこなす方もいらっしゃいますが、やはり婚活で男性との出会いを求めているのであれば、NGです。
普段着ぽくなってしまい魅力的じゃないことと、どうしても中性的な印象になってしまいます。
バーベキューなどのアウトドア企画であれば、話は別ですが。
やっぱりスカートがおすすめ
当たり前ですが、パンツよりもスカートのほうが女性らしい印象になるので、婚活パーティーや初めてのデートにはお勧めです。
友人と出かける時とは、少し違うテイストの着こなしを意識することも大事です。
髪型やメイクも派手になり過ぎず、清潔感を与えるようなものにすると良いですね。
特別な美人ではなくても、容姿は髪型、メイク、洋服でコントロールできます。
自分が綺麗に見えるファッションを研究してみましょう。
自分のお勧めポイント
どんなに魅力的な女性でも、それを伝えなければ相手にはわからないものです。
きちんと自分の言葉で自分の良さを伝えましょう。
いつの時代も男性は結婚相手には家庭的な要素を求めます。
お料理や掃除などの家事全般が得意、相手の周りの方々と上手くお付き合いできるコミュニケーション力がある、お金の管理が上手など、嫌みのないアピール内容と方法を身につけましょう。
このとき誰かと比較してしまうと、自分のほうが優れているというようなニュアンスになり“マウンティング女子”と思われてしまいますので、くれぐれもお気をつけくださいね。
アピールポイントがわからない場合は、家族や友人などに聞いてみましょう。
自分でも気づいていなかった良さを発見することができますよ。
自分の磨きポイント
自分を知っている人はアピールポイントだけではなく、自分の課題も知っています。
モテる女子は家事、経済観念、見た目、趣味など、今あるものの他に新たな武器を作る努力をしています。
この努力は男性にかわいい女性として映ります。
何を磨いて良いかわからないと、一般的に言われている花嫁修業をすることになり、本当にそれが自分に必要なのかわからないまま続けることになってしまいます。
時間と労力を効果的に使うためにも、自分の磨きポイントを見つけましょう。
この時ひとつだけ注意が必要なのは、欠点探しではないということです。
欠点克服ではなく、より魅力的な女性になるために、あったら良いものは?という視点で探してくださいね。
モテ女子のカギ②広げる
モテる女子の2つ目のカギは、“広さ”です。
ひとつのことに目が行っていると、いろいろと狭くなってしまいます。広く広くというのがポイントですので、意識しましょう。
視野を広げる
まずは視野を広げましょう。
一生を共にするパートナーを探すのですから、慎重になると思います。理想もあるでしょうし、譲れない条件もあると思います。
理想や条件への思い入れが強いほど視野が狭くなりがちです。
条件に合う男性をピンポイントで探そうとしてしまうので、近くに良い男性がいたとしても気づかない可能性があります。
また、自分の行動範囲の外に出会いを求める傾向があるため、すぐ隣に素敵男子がいるのに気づかないという女子もいます。
もったいないですよね。
自分の足元から遠くまで、広く見渡せる目を持つようにして、恋人候補者のチェック漏れがないようにしましょう。
結婚の条件を広げる
必ず結婚相手に求める条件はありますよね。
ですが、この条件が細か過ぎるとお相手は見つかりにくくなります。
少しだけ条件を広げましょう。
絶対に譲れない条件を2~3に絞り、それ以外は幅を持たせるようにします。
そして、今の自分の年齢にあった条件かどうかの見直しも必要です。
条件が20代の時に考えたものだとしたら、それは世間では『高望み』と言われてしまうかもしれません。
大人になった自分にあった条件を改めて考え、整理してみると良いですよ。
懐を広げる
最後に広げるのは、心です。
結婚したら赤の他人が一緒に住むのですから、何かしらのすり合わせをする部分が出てきます。
その時に自分の意見だけを通そうとしたり、相手の意見を受け入れるだけになっては、いつか必ずストレスとなります。
諦めるのではなく話し合う、譲り合う心のゆとりが必要です。
ゆとりがある女性はイライラすることも少なくなり、自然な笑顔になります。
男性にとって女性の笑顔はとても安心感を与えますので、結婚前も結婚後も良い関係を築くことができますよ。
モテ女子のカギ③メンタルの強さ
3つ目のカギはメンタル面です。
婚活は思い通りに行かないこともあります。心が折れそうなこともあるかもしれません。
望む結婚相手を見つけ、結婚するために気持ちの強さは大切です。
冷静さを忘れない
なかなか出会いがないと気持ちが落ち込んだり、もう無理かなと諦めたくなります。
理想の男性と出会ったら、うれしくなり気持ちが上がります。
婚活は感情を揺すぶられる出来事がたくさんあります。状況に一喜一憂せず、冷静に状況判断する目と心が必要です。
気持ちが落ち込んでしまったら、表情に出てしまいますので魅力が半減します。せっかくの出会いチャンスを逃すことになり兼ねません。
また、うれしいことがあった時も冷静な部分を持っていないと、盲目な状態になり大切なことを見落とす可能性があります。
後で失敗したと思っても人生のパートナーは簡単に変えられませんので、客観的な視点で見ることが必要です。
ひとりでは冷静になれない場合は、誰かに話を聞いてもらったり、会ってもらったり、一緒に考えてもらうなど、身近な人の力を借りるのも良いですよ。
やめる潔さを持つ
長く婚活をしていると疲れを感じてくる方が多いですね。
ですが、せっかくここまで続けたし、ひょっとしたら次は素敵な人と出会えるかもしれないしと考え、ズルズルと続けてしまうケースがあります。
結果が出ない時は、思い切って一度やめる勇気も必要です。
やめたからと言って、これまでの経験が無駄にはなりません。
上手く行かないには理由があります。今までの方法とは違ったやり方が良いのかもしれません。
原因を探り作戦変更をするためにも、冷静になる時間が必要な時もあります。
そして、また婚活したくなったらいつからでも活動を再開できます。
自分を信じて諦めない
自分を信じている人、諦めなかった人が最終的には婚活を制しています。
「きっと理想の人に出会える」
「絶対結婚できる」
「私なら大丈夫」
というように、婚活に対して、自分に対して諦めない気持ちを持ち続けることで、良い縁を呼び込みます。
自分を信じていないと、すべてのことに対して否定的になってしまい、パーティー参加の数だけ増え続け、結果が伴わないことになります。
根拠は必要ありません。ただただ自分を信じましょう!
まとめ
婚活では相手を選ぶではなく、相手に選んでもらうことも大切です。
選んでもらうためには、男性から見てかわいく魅力的な女性である必要があります。
痛い婚活女子にならないように、男性の本音を押さえつつ、婚活モテモテ女子への道を歩みましょう。
そのためには、自分を知る、広げる、メンタルを強くする、この3つを心がけましょう。
ほんの少し意識を変えるだけで、すぐに理想の男性に出会えるチャンスが広がります。
できるところから取り組んでみてくださいね。