徳田里枝
* 1956年 東京に生まれる
* 1979年 武蔵野女子大学(現武蔵野大学)文学部卒業
* 1981年 演劇集団「円」研究生となる
* 1985年 東京都文京区根津にて喫茶店を始める
* 1996年 中堅投資マンションデベロッパーに入社・トップセールスマンになる
* 2000年 有限会社リッチロード設立
* 2004年 株式会社リッチロードに組織変更
1956年東京生まれ。79年武蔵野女子大学(現武蔵野大学)卒業後、劇団の研究生や喫茶店経営を経験。
96年、「営業で身を立てよう」と中堅投資マンションデベロッパーに入社し、新築の投資用ワンルームマンションの販売を担当。20代の男性に混じって、1日10時間以上電話をかける日々を過ごす。
「ウッス!バッカヤロウ!根性だ!という感じで、出かけるときも太鼓をドンドコドン!と叩いて『行ってきま〜す!』と叫ばなければならない」という体育会系そのものの環境の中、「髪を振り乱して化粧もはげるほど頑張った」結果、入社6ヶ月でトップセールスマンにまで昇り詰める。
そこまで仕事に打ち込んだのは、大病をわずらい3回もの手術を経験し、「人間いつ死ぬか分からない。死ぬまでに仕事を一つ自分のものにしたい!」と痛感したことから。「人間というものは、念じればどんなことでも頑張れるものなのですね」。何かで一番になったのは生まれて初めての経験だという。
一方、営業の仕事を通して、新築マンション価格の25-30%が会社の利益になることに疑問を抱く。「2000万円のマンションは、買った途端に1500 万円まで価格が下がる。お客様が2〜3年後に売ろうとすると、たとえローンが1900万円残っていても、1300万円くらいの価格でしか売れない」。
「リピートの効く、安い中古マンションを売りたい!!」という思いから、2000年に有限会社リッチロードを設立する。
マンションを安く売るため、高い歩合を払わなければならない営業マンを雇わず、インターネットの活用に着目。「迅速・正確・丁寧な情報の開示」をモットーに、物件は実際に調査した上で情報を毎日更新。豊富な写真やコメントでユーザーの信頼を得る。