金森薫

 95年に独立。米国の世界戦略、キ−パ−ソンの発言、公式文書をもと
に政治・経済・金融・軍事などの各情勢を分析し、世界と日本の行方を予
測する評論活動に入る。その後もITバブルの崩壊や、世界金融危機など
予測したことが現実化したケ−スは数えきれない。

 その独特で他者には真似のできない視点からの論評と歯切れの良さから
企業経営者、金融関係者、投資家からサラリーマンまで信奉者は幅広い。
 現在、講演、執筆に多忙な毎日を送る。著書に『日本経済最後の選択』
『日本経済の論点』など。

 1951年、北海道生れ。国際エコノミスト。
 北海道大学卒業後、穀物商社に入社、外国為替業務に携わる。
在職中の1989年暮れに発表した「東証ダウの暴落はすでに秒読み段階」
が直後に現実化したことで一躍注目を集める。翌、90年「オイルプライ
スの上昇」「土地神話の崩壊」と立て続けに衝撃作を発表。いずれも予測
通りになり、国際問題のエキスパ−トとしての地位を確立。その後、証券
会社に転職し、債券ディ−ラ−、エコノミストとして活躍。