小澤成弘

資産運用は正しい黒字経営から!

・税理士業務・経理業務代行
・経営マネジメントコンサルティング業務
・社会保険及び登記関係の窓口業務
等、会計のプロとして経営者様のサポート業務を行っております。

私は、平成9年12月に独立開業、当時31歳でした。関与先(お客様)も口約束で1、2件しかなく、今思えば失うものは何もない、ある意味恐れを知らず、(今は怖さもあります)スタートいたしました。
翌年の平成10年寅年は、平成不況と叫ばれるまっただ中にあり、山一証券が破綻した年でもありました。あれほどの大企業でも安心できないことを世の中に示唆した、大きな出来事であったことは記憶に残っております。
あれから干支も一回りして今年も寅年、JALの事業再生から年が明け、日本は100年に一度の大不況とも言われております。現在、100社余りの関与先がございますが、その中の様々な業種のトップの方とお話をさせていただくと、世の中がどうにも出口の見えない、どうすることも出来ない不況に陥っているのをひしひしと感じさせられます。ですから、今は一時的な節税より、事業(企業)が永続して生き残っていくにはどうすべきか、どう考えるべきか、という視点のうえで事業(企業)を見て、お客様にアドバイスを送っております。

事業(人生)をマラソンで例えてみましょう。 仮に30歳でスタートラインに立ち、72.195歳でどうゴールできるのか。 ゴールテープを切るマラソンランナーは、10キロ先、20キロ先…、そしてゴール地点をイメージしてスタートラインに立っているように思えます。 しかしながら、私を含めて殆どの人がゴールをイメージ出来ないのではないでしょうか。 30代の10キロを全力疾走しても、ひょっとしたら50代の30キロ地点で失速してしまうかも知れません。 今、私も10キロ代半ばを走っているところだと認識しています。

今まで、苦しかったことも楽しかったことも多々ありましたが、まだこれから30キロを走りきるにはどうしたらよいか、そして、どうしたらお客様の為になるのかを模索しているところであります。 ただ、はっきり言えることは、税務会計をベースとして、それを超越したところで、今まで実際に数多くの社長(事業主)と会話をして、現実の決算内容を見てきて感じ、まとめ、試行錯誤して自分なりの結論を出してきたことを、みなさまにアドバイスさせていただきたいと言うことです。

一人でも多くの企業経営者と出会い、事業とは何か、経営に大切なことは何か、その都度問題解決し、議論していけたら、幸いだと考えております。