小岩敏男
人脈なし、経験なし、お金なしからの挑戦の舞台裏
いつか独立したいけど、人脈もないし、経験もないし、ましてお金もないし・・・とあきらめてしまう人は、多いものです。また、すでに会社やお店を経営しているという人でも、事業を軌道に乗せ、規模を拡大させるにはどうしたらいいのか、迷いをかかえる人も少なくありません。
私は、高校卒業後10年間、工場でサラリーマンをしていました。28歳で会社を辞めてからの10年間は、6回の転職と1回の自営を繰り返し、自信を失いかけていました。その後、38歳で独立。ようやく自宅で自分の会社を始めたのです。
それからの事業経営は、まさしく山あり谷ありでした。私はとにかく、がむしゃらに前進してきました。振り返ってみると、約30年、おかげさまで私の業界では、それなりの実績と知名度を持つ会社に成長させていただくことができました。
これから起業したり、経営を任されたり、商売を切り盛りする若い人に向けて、これまでの経験や実話をお話しすることで、なにかの参考にしてもらえたり、きっかけにしてもらえたなら、うれしいと思っています。
人脈なし、経験なし、お金なしから、30年間、何を考え、どう行動してきたのか。セミナーでは、私の経験のありのままを包み隠さずお話ししたいと思います。
三重県四日市市生まれ。伊勢湾台風の被害により大学進学を断念し、高校卒業後は四日市のコンビナートで働く。
28歳のとき、「このままで終わりたくない」と思い、退職。
38歳までの10年間に、転職6回、自営1回。本当の自分探しに明け暮れる。38歳でのとき、自宅で独立起業し、白蟻防除の会社をつくる。
「常に既成概念や常識を疑え」「能力がないことがうまくいく秘訣」をポリシーに、徐々に事業規模を拡大。
中部白蟻研究所から、N・U・Cグループに社名変更。鈴鹿を本社に、名古屋、京都、大阪に支店展開し、地元では抜群の実績と知名度を持つ企業に成長。
現在は経営の第一線を退き、後進の育成に力を注いでいる。