永井和昭

私は以前、大規模監査法人に勤務し、主として上場企業の会計監査に携わっておりました。
多数の関与先様に伺わせて頂き、実務をたくさん学ぶことが出来ました。

何年かの経過後、関与先様にも喜んでいただける会計知識をご提供していきたい、そんな思いが強くなってきました。
ベクトルが関与先様と同じ方向を向き始めたからだったと思います。

しかしながら、関与先様と同じベクトルを向き始めると、勤務先のベクトルと相反するのです。

そのギャップに悩み続け、気が付いたら自分自身で会計事務所を立ち上げていました。

文字通り、立ち上げはゼロからでした。
税理士事務所と異なり、大規模法人には「のれんわけ」などはありません。

今までの各方面のお付き合いからのご紹介が始まりでした。
誠心誠意、お客様の立場を考え続けていくと結果が付いてくるのではないでしょうか。

そのような思いを根底に持ちながら、わたくしの今日があります。

そのような中で、私達の会計業務も成長を続けてまいりました。
お互いがWinになり、お互いがシナジー効果を生み出すことができたら、最高に素敵だと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

公認会計士・税理士

1965年宮城県生まれ。慶応義塾大学卒。
1989年監査法人トーマツ入社。
2000年4月独立。
その後、独自の事業計画プランを活用し、IT起業黎明期に多数のベンチャー企業の事業計画・資金調達を支援。
2007年の中国経済好況時に中国駐在事務所の設立を支援。
法人、個人、相続等会計のワンストップサービスを実践し、現在に至る。