北條 元治
培養皮膚治療のパイオニア
医学博士
東海大学医学部非常勤講師
株式会社セルバンク代表取締役
高校時代は実存哲学、神秘・耽美的小説に傾倒。「文学部に行きたかった」という文学青年で、小説を執筆し、文芸誌『文学界』新人賞に何度か応募したことも。大学時代は大学祭で上映する「恋愛映画」を制作。主人公を演じた。また、学生自治寮の「階長」として後輩と酒を酌み交わし「人生論」を語り明かしたものだが、現在も若手職員と一献傾けながら「未来」を語り、議論を戦わせる「熱血漢」である。大学卒業後、形成外科、一般外科で研修を積むが、既存医療に限界を感じ渡米。留学先のペンシルバニア大学で、培養皮膚とそれを美容医療に応用する会社を知った。帰国後、東海大学で重症熱傷の治療に従事し、熱傷治療への培養皮膚の臨床研究を行い、現在の『セルバンク』の皮膚培養・移植事業の基盤となる臨床治療の大多数を手がけた。手術でなく薬でもなく、自分自身の遺伝情報をもつ細胞による治療の将来性、有効性に着目。その産業化のためには、まず収益事業を確立させることが急務と確信して、2004年、培養皮膚治療(培養皮ふ治療)を美容医療に応用する株式会社セルバンクを立ち上げた。
1991年 弘前大学医学部卒業
1991年-1994年 信州大学医学部付属病院形成外科勤務
1995年-1996年 University of pennsylvania, Div. Plastic Surg.(米国フィラデルフィア)
1996年-2006年 東海大学医学部形成外科/現在非常勤講師
2004年 株式会社セルバンク 設立
2006年 RDクリニック三田 開院
2010年 RDクリニック渋谷 開院
2012年 RDクリニック東京銀座 開院
2013年 RDクリニック 顧問就任