三浦由紀江
「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演した駅弁販売のカリスマ
“駅弁販売のカリスマ”として2012年8月NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演後、全国から大反響を呼び、講演会やセミナーで全国を駆け巡っている株式会社日本レストランエンタープライズ(旧日本食堂)弁当営業部
上野営業支店セールスアドバイザー
1953年埼玉県生まれ。21歳で学生結婚し、大学を中退。3人の子育て(長男、長女、次女)と専業主婦に邁進する。
パート・アルバイト経験もない23年間の専業主婦を経て、1997年、44歳時にJR上野駅構内の売店で時給800円の駅弁販売員としてパートデビュー。主婦感覚とお客様目線に立った独自の接客・販売方法に工夫を凝らしながら売上を劇的に伸ばし実績を上げ、徐々に「カリスマ駅弁販売員」として実績を上げ、1999年に上野駅の売店店長に昇格。1日の売り上げが100万円を超す上野駅の一番店を任される。
その後、パートの身分ながら初めて上野駅8店舗を束ねる総括店長となり、49歳で契約社員になる。一度、社員登用試験に失敗、二度目で合格し、2006年、52歳で正社員となり、2007年53歳でJRグループでは異例の大抜擢で大宮営業所長となる。大宮営業所長就任一年目で駅弁売上を5000万円アップさせ、年商10億円超を達成するなど業績を大きく伸ばし、以降、所長就任4年で売上を1億1000万円をアップさせる。
9人の社員と120人のパート・アルバイトを束ね、大宮駅構内に6店舗とさいたま市にある鉄道博物館内にレストランと弁当販売2店舗を切り盛りし、自ら地方の駅弁製造業者に足を運び、商品の開発に取り組むなど、業界からも注目の所長となる。またその活躍ぶりと独特の接客販売手法が話題となり、「カリスマ駅弁販売員」として次々とマスコミで取り上げられ、各局のテレビに出演する。「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」(TBS系列)、「スッキリ!!」(日本テレビ系列)「スーパーチャンネル」(テレビ朝日系列)「NHKニュース おはよう日本」(NHK総合)など、次々マスコミに取り上げられる。
中でも2012年8月、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し、部下に暖かく接し、時には厳しく励まし成長させる姿には多くの視聴者に感動を与えた。2012年秋に病気を患ったが、3か月後には職場復帰し、現在は販売アドバイザーとして活躍しながら、全国各地の企業や各種団体等で講演活動を展開中で講演依頼があとをたたない。
著書にロングセラーとなっている「1年で駅弁売上を5000万円アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス」「時給800円から年商10億円のカリスマ所長になった28の言葉」(いずれもダイヤモンド社)がある。モットーは「仕事は楽しく!」