大谷 將夫
10年赤字の会社をわずか8か月で黒字化!「大谷流」事業発展のコツ
宝酒造では「すりおろしりんご」に代表される飲料事業をゼロから年商350億円規模に拡大させる。2000年タカラ物流システム株式会社社長に就任。2006年長崎運送を買収し、知恵と工夫で9期連続増益。宝酒造の100%子会社ながら、“親離れ”を宣言。外販比率3%を54%とし、親会社頼りの経営から脱却。社員の意識改革・業務改革で14年間で売上げ3倍・利益5倍を達成。
■職歴・経歴
1940年 京都府生まれ
1959年 宝酒造株式会社入社
1990年 食品営業部長
1997年 理事営業部長(調味料事業担当)
2000年 タカラ物流システム株式会社 初代社長
2006年 長崎運送株式会社社長(兼任)
2009年 長崎運送株式会社は「長運株式会社」に社名変更
2011年 長運株式会社は「タカラ長運株式会社」に社名変更
2012年 タカラ物流システム株式会社・タカラ長運株式会社 代表取締役会長に就任
宝酒造では、脱酒類事業のすべてを仕掛けた中心人物であり、「すりおろしりんご」に代表される飲料事業をゼロから年商350億円規模に拡大させる。2000年タカラ物流システム株式会社社長に就任。2006年長崎運送を買収し、社長を兼務。原油高とコスト削減圧力などで苦しい物流業界にあって、知恵と工夫で9期連続増益。
宝酒造の100%子会社ながら、“親離れ”を宣言。外販比率3%を54%とし、親会社頼りの経営から脱却。社員の意識改革・業務改革で14年間で売上げ3倍・利益5倍を達成。さらに各地の物流網を強化し、関連会社以外からの取扱量拡大と事業多角化を目指す。