新井 健一
6月・7月・8月:会社の成長をデザインする!経営数字力養成セミナー
経営者が日常的に扱う経営数字と、これを総括する決算書は、会社を思い通りにデザインするための案内役(ガイド)であり、道具です。
会社の未来は、(特に短期的に見れば)必ずしも思い描いた計画通りには行かないかもしれません。それでも将来に向かって経営をデザインしつづける会社とそうでない会社では、3年後、5年後、まったく違うものになっているはずですよね。
それではなぜ、会社をデザインするための経営数字なのでしょうか。
起業者や中小企業者にとって、なにより大切な経営数字と言えば、日々の売上や売掛金の回収、仕入代金や店舗の賃借料の支払い、借入金の元金、利息の返済、従業員に対する給料の支払い等とこのような入出金を予定した資金繰り、運転資金の確保が頭に思い浮かぶことでしょう。日々の仕事と密接にむすびつく経営数字という意味では、まずは資金繰りが最優先で、例えば決算書(損益計算書、貸借対照表等)は二の次、三の次という方も多いかもしれません。
たしかに日々の仕事をこなすための経営数字は、日常的な経理や資金繰りで十分かもしれませんが、未来にむけて会社の成長や発展、業績をデザインするという視点で考えれば、決算書等も大いに活用すべき重要な情報源であり、道具となります。
なぜなら、大企業であろうと中小企業であろうと大枠は同じルールに則って作成されている経営数字(決算書)は、自社の儲けの基本的な構造、商売の勘所や着眼点、そして具体的な企業事例(良い例、悪い例)や業種・業界の傾向を教えてくれるからです。
それでは会社をデザインするためにどれくらいの知識が必要かといえば、会計の専門家と同じレベルの知識が必要なわけではありません。起業者や経営者として、必須の数字感覚さえ身につけてしまえば、あとはその時々で必要となる会計知識を専門家に訊ねればよいのです。
言い換えれば、専門家にあなたのデザインのイメージを具体的に伝え、有益なアドバイスを引き出すためにも決算書を「読みこなし」、さらには「創り上げる」力が必要となります。
今回の一連のセミナーは、起業者や経営者に必須の経営数字の読み方・作り方を概観していただきます。
【社名】
株式会社アジア・ひと・しくみ研究所
【氏名】
新井 健一(あらい けんいち)
【学歴】
早稲田大学 政治経済学部政治学科卒
【専門】
・経営管理、業績評価・運用に関わるコンサルティング、同教育
・財務・計数データに基づく経営改善コンサルティング、同教育
・Be to Beセミナー及びマーケティングに関わるコンサルティング
・組織・人事制度設計・運用に関わるコンサルティング、同教育
・海外現地法人の視える化に関わるコンサルティング
【略歴】
《1997年 4月》
大手重機械メーカ入社 人事業務全般に従事
《1999年10月》
・アーサーアンダーセン/朝日監査法人(現 KPMG /あずさ監査法人)入社
組織・人事及び業務改善に関わるコンサルティング及び教育に従事
・KPMGあずさビジネススクールにてシニアマネージャー、スクール長に就任
ビジネススクール責任者として事業経営の傍ら、コンサルタント、講師業務に従事
《2010年11月》
経営コンサルタントとして独立。東北六県を対象としたプロジェクトに従事し、仙台を拠点に活躍中、現在に至る
【実績】
・経営感覚養成に関する教育(戦略思考・財務人材マネジメントの融合等)
・財務・計数感覚養成に関する教育(経営分析、 原価計算、BSC等)
・若手・中堅社員教育(問題解決、リーダシップ)
・管理者・次世代リーダー教育(マネジメント、リーダシップ、部下教育、人事評価)及び制度改革指導
・コミュニケー ション技術教育(インタビュー/プレゼンテーション/ビジネス傾聴)
【資格】
社団法人 日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
【出版】
共著「やさしくわかるコンプライアンス」あずさビジネススクール著 日本実業出版