阿部 博幸

がんのパーソナライズド・メディシンと免疫療法の第一人者

がんの標準治療と最先端治療について幅広い知識を持ち、がんの個別化医療(一人ひとりに最適な医療)を推進しています。

人生を支える医療を目指し自身の医療施設で日々診療にあたる一方、バイオ技術を駆使したがん治療の研究・開発に力を注いでいます。また、個別化医療の確立と推進のために国際個別化医療学会を立ち上げ、理事長としての責務を担っています。医療、研究・学術、経営の3足のわらじを履きこなす稀有なドクター。

札幌医科大学卒業。慶應義塾大学附属病院にてインターン終了後、米国留学。ハーネマン医科大学にてリサーチ・フェロー、ペンシルバニア大学フィラデルフィア小児病院およびクリーブランド・クリニックにてクリニカル・フェロー修了。順天堂大学講師、日本大学助教授、スタンフォード大学客員教授、カリフォルニア大学客員教授、杏林大学客員教授を経て、1988年、医療法人を設立。ふくろうクリニック院長を務める。
医学博士。国際個別化医療学会理事長。


多くの患者さまの診療にあたりながら、人に優しい医療、人生の幸せに結びつく医療を目指す。近年は特に樹状細胞ワクチンを中心としたがん免疫細胞療法の研究・臨床に力を入れており、米国癌学会、日本癌学会やForum on DC Vaccineなどで国内外の学会で研究発表を行っている。

2002年5月、World Life Research Institute, USA(米国生命科学研究所)より「ガン治療と予防への多大の貢献」に対し、また、Cancer Control Society(米国ガン・コントロール協会)から「ガンと免疫療法に使う生薬の研究における成果」に対して表彰を受けた。2013年4月、国際オーソモレキュラー医学会より「オーソモレキュラー医学の普及への貢献」に対して2013年のHall of Fame(名誉の殿堂入り)の栄誉に授かる。