湯浅誠

反貧困ネットワーク事務局長/元内閣府参与

社会活動家。法政大学教授。  1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。2008年末の年越し派遣村村長を経て、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。

 現在、朝日新聞紙面審議委員、日本弁護士連合会市民会議委員。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーター。  講演内容は貧困問題にとどまらず、地域活性化や男女共同参画、人権問題などに渡る。  著書に、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)、『反貧困』(岩波新書、第8回大佛次郎論壇賞、第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞)、『貧困についてとことん考えてみた』(茂木健一郎と共著、NHK出版)など多数。