古市勝久

コスト削減のスペシャリスト! 購買戦略研究所 代表取締役

購買戦略研究所が提供する国内唯一の総合的な購買業務代行サービスである「購買BPOサービス」は、現状の購買実態を透明化し、それを踏まえた上で購買に関する社内ルールの規定や改善、運用、組織の意識改革などをコンサルティングするが、それだけに終わらない。

 手間のかかる作業をも一手に引き受け、購買業務全般を支援するのが、大きな特徴だ。

 代表取締役の古市勝久氏は、こう話す。

株式会社購買戦略研究所代表取締役の古市氏
代表取締役の古市氏

 「具体的には、取引先の調査、見積の収集に始まり、広く導入が進んでいる電子入札の運用、共同購買の実施、仕様書の作成といった業務の一切合切を代行し、3~36カ月のプロジェクト期間で購買プロセスを最適化します」

 それによって、材料費や部品代などのコストダウンをはかれるのはもちろん、購買の担当者がコア業務に集中できる環境が作られるため、人件費を始めとするオペレーションコストも削減できる。

 「平均削減率は、間接材で20~25%、直接材で10%です」

 さらには、取引先や材料の選定もより良くできることから品質も向上。総合的に収益を上げることができるのだ。

2000年よりMBAにてB2B(企業間電子商取引)市場を研究。同時にソフトバンクグループにてe-Marketplace(インターネット市場における企業間取引推進事業)、電子商社、企業間受発注システムの導入コンサルティング等を経て電子入札サービスのビジネスモデルを構築。
2005年に早稲田大学IT戦略研究所と連携し、独立系の購買コンサルティング会社として「株式会社購買戦略研究所」を設立。主に企業のノンコアな間接材購買の体系化およびコストダウンのアドバイザーとして活動し「購買品の会計データを独自の手法で解析」→「コストダウンの効果的な計画の策定」→「平均削減率20%以上を目安に確実にコスト削減を実践」の流れで行うコスト削減プロジェクトが評判となる。現在までに大手小売業を中心に約400社の購買改革のプロジェクトを手がけています。