麻生裕二
独立起業プロデューサー
株式会社クレアーレ代表取締役、独立起業プロデューサー、イタリアビジネスサポーター、ドライビングインストラクター、元レーシングドライバー(国際C級モータースポーツライセンス保有、ジャパン・ルマン・チャレンジ耐久レースチャンピオン)、イタリア語が堪能(シエナ外国人大学)
不安や恐怖心で独立起業への一歩が踏み出せない方や資格を活かして独立起業を目指す方を対象に、自分らしさを活かして自分サイズ起業する方法やオーダーメイドで個別サポートする「独立起業プロデューサー」として活動中。レース体験から学んだ「苦境から脱出する方法」や「自分らしさの発揮方法」「起業家マインド」を独立起業志望の悩めるビジネスマン、ビジネスウーマンに提供し、一歩を踏み出す勇気とワクワク感を引き出すお手伝いをしている。元レーサーとして活躍し、イタリアでのレース修行後は国内の耐久レースでチャンピオンも獲得する。レーサーという生死の狭間での体験談は非常に興味深く、多くの方を勇気づけている。
イタリア語を話し、趣味はゴルフと自転車。自転車は年に1度イタリアのヴィンンテージ自転車のレースに参加している。
幼い頃からいたずらやスリルのある遊びが大好きで、気の合う仲間と自由気ままに遊んでいた。小学校3年生の時、冒険心にあふれ破天荒な性格の母親がいきなりイタリア留学を決意する。そして自身も母・兄と共に1年間イタリアで生活を送ることになる。イタリアの自由なスタイルや風土が肌に合い、楽しい1年間を過ごす。
高校は男子校にトップ入学をする。しかし本来の自分とは違う「優等生」というレッテルを張られることに窮屈さを感じる。また厳しい校則、男ばかりで華やかさがない環境、昔からの親しい友人が別の高校に行ってしまった、という要素が重なり高校生活がつまらなくなる。
同級生が就職活動をはじめる時期「このまま皆と同じように就職をして良いのだろうか?」「もっと夢を追ってもいいんじゃないのか?」という疑問を持ちはじめる。当時はF1全盛期。そんなモータースポーツへの憧れから「自分もレーサーを目指そう!」と決意する。
そして19歳でフランスのレーシングスクールへ留学。帰国後資金を貯め、満を持して22歳の時、昔慣れ親しんだイタリアの土を再び踏む。多くのレーサーが幼少期のカートからステップアップして行く中、22歳での遅いスタートを切る。
「いつかはフェラーリに!」という夢を抱えスタートしたレーサー生活。しかし、言葉の壁、文化の壁、コミュニケーションの壁、人種差別、さらにデビュー戦での大クラッシュを経験し、なかなか前に進めない日が続く。ドライビング技術を向上させるのはもちろん、イタリア語での日常会話に加え専門用語も必死に学び、イタリア人スタッフとも積極的にコミュニケーションをとるようにする。その甲斐がありいくつかのレースでは表彰台に入賞することができるまでに成長する。
その後帰国して国内のレースに参戦する。しかし、なかなか成績が伸びずスランプに陥る時期を経験する。そこであるメンタルトレーナーに出会いメンタルトレーニングを実践する。このトレーニングで「自分らしさ」と「自分に合ったやり方」を見つけ出しポテンシャルを発揮することになる。その結果、耐久レースではチャンピオンを獲得する。
「よしっこれからもさらに上を目指そう!」と思っていた矢先、リーマンショックが起きる。その影響でスポンサー活動がうまくいかず、金銭的にレースを続けることが難しい状況になる。
「レースをしたい!」「でもできない‥」という葛藤の末、「レースが出来なくなった今、自分に何ができるのか?」と人生の岐路で悶々とする。そんな中、レースで培った「自分らしさの重要性」や「苦境やスランプから脱出する方法」「ポテンシャルの発揮」などで一歩を踏み出せない方、楽しみを忘れかけた方、無力感に支配されている方などの役に立てないか?と考え始める。
そして自分らしさを発揮させるポテンシャル発掘方法を伝えるために会社を設立。起業家として新たなスタートを切る。しかしなかなかうまく進まない。そして自分らしさや楽しさ、仲間を意識して活動を進めて行くうちに、様々なご縁やサポートを頂きビジネスが動き出す。
現在は自分らしさを発揮させた「ポテンシャル発掘方法」を主体としたセミナーや個別サポート活動の他、講演依頼なども受けている。
どんな苦境の中にいても、自分と向き合い自分らしさを発揮させ、笑顔と勇気、自信を取り戻すことで、一度きりの人生を笑顔でやりがいを持って自由に過ごすことが出来る!と言う想いを胸に活動を進めている。
将来は自分がサポートしたさまざまなジャンルの方々とパートナーとして楽しくビジネスを進めたい!そんな素敵なチームを作りたい!と思っている。