田嶋智太郎

経済アナリスト/株式会社アルフィナンツ 代表取締役

米国の景気回復を一つのけん引役とし、日本経済は本格的な拡大局面を迎える。
●なおも増大する世界のマネーはグローバルに巡り、より投資価値が高まると見込める国や地域の株式や不動産などに向かう。
●言うまでもなく、2020年東京五輪開催は世界の目を日本に、そして東京に惹きつける。五輪開催を照準に「東京」は再開発、再構築され、自ずと不動産の価値も全体に高まる。
●良かれ悪しかれ、東京への集中傾向は強まり、不動産需要が一段と高まることから空室率の低下、家賃相場の上昇も一段と進み、結果として個々の物件の価値も高まる。
●デフレからの脱却は、すなわちインフレ傾向への転換であり、個人は手持ち金融資産の積極的な運用や有効活用を考えないと、実質価値を目減りさせてしまう可能性がある。
●不動産投資は、一種の「保険」となり「年金」にもなり得る。
 *生命保険だけが「保障」ではなく、個人年金だけが「私的年金」ではない。
 *公的年金制度をはじめ日本の社会保障制度は全体に「疲労」し「疲弊」している。
 *不動産投資は将来の「安心」となり、同時に経済的&精神的な「ゆとり」にもつながる

1964年東京都生まれ。
慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務を経て転身。転身後は数年間、名古屋文化短期大学にて「経営学概論」、「生活情報論」の講座を受け持つ。
過去20年余、主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を務め、年間の講演回数はおよそ100回前後、これまでの累計講演回数は3000回近くに上る。
ネットマネー、イグザミナ、ナイルス・ナイル、FX攻略.comなど活字メディアの連載執筆、コメント掲載多数。また、日経BizGate「先読み&深読み 経済トレンドウォッチ」、マネーパートナーズ「外貨投資 転ばぬ先の智慧」、マネックス証券「マネックスラウンジ」、外為オンライン「外為ラボ」など、数多のWEBサイトで経済・経営のコラム執筆を担当し、株式・外為・商品などの投資ストラテジストとしても高い評価を得ている。
ほかに、自由国民社「現代用語の基礎知識」のホームエコノミー欄執筆担当。

これまでに、NHK総合「くらしの経済」、テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」、日経CNBC「ラップトゥデイ」、ダイワ・証券情報TV「エコノミ☆マルシェ」などのレギュラーコメンテータを歴任。現在は、ラジオNIKKEI「夜トレ」、東海ラジオ「B(ビジネス)-サイト」などのコメンテータを務める。

主な著書は、「財産見直しマニュアル」(ぱる出版)、「外貨でトクする本」(ダイヤモンド社)、「マネー運用成功ノート」(学研)、「一人勝ちの『株』作戦」(KKベストセラーズ)、「株に成功する技術と失敗する心理」(KKベストセラーズ)、「硬派の戦略投資」(角川SSC)、「FXチャート『儲け』の方程式」(アルケミックス) 、「はじめてのFX『儲け』のコツ」(アルケミックス)、「日本経済沈没!今から資産を守る35の方法」(西東社)など多数。