栢野克己(かやのかつみ)
ベストセラー「小さな会社☆儲けのルール」著者
アマゾン<中小企業経営>ジャンルで10年連続1位の超ロングセラー「小さな会社☆儲けのルール」著者。他に「やずやの秘密」「弱者の戦略」「逆転バカ社長」「35歳から一生負けない生き方」があり、全部で16万部。講演は全国47都道府県の商工会議所他で約1300回。各分野のゲスト講師を招いた勉強会「九州ベンチャー大学」は1992年から23年間ほぼ毎月継続。
とまあ、エラソーな経歴ですが、実態は就職転職でダメサラリーマンを繰り返し(ヤマハ発動機・リクルート・IBMリース他7社)、さらに実家がかぶった他人の連帯保証の借金1億円をかぶることになり、仕方がないので独立。前職の広告代理店時代にクライアントに恵まれ、零細広告代理業として順調だったが、起業3年後に売上の9割占めるクライアントを失ってドン底に。借金は実家売却+自力で1300万補填して完済するも、ウツになってドツボの日々。しかし、講師招いた異業種交流会「九州ベンチャー大学」は趣味として継続。交流会だけで食えれば最高だと思うが、割り勘運営で利益はゼロ。夢の一つが出版だったが、田舎の無名零細起業家に依頼が来るはずもない。が、自己啓発本や教材にはまり、「夢は書けば実現する」などバカなと想いながらも、夢や目標を書いては壁に貼り、手帳や財布にも入れる。その一つは「本の出版」で、いつも年末年初に書き始めるもスグに挫折。それを繰り返した4年後、途中で挫折した原稿を合わせると1冊分に。ダメ元で約45の出版社へ企画書を送る。が、全滅。仕方なく、福岡ローカルの零細出版社へ持ち込むと、なんとOK出る。本の中身は、その時まで10年間やっていた「九州ベンチャー大学」ゲスト講師24人の起業物語をまとめたもの。さらにその3ヶ月後、師匠・竹田陽一のゴーストライターしないかと東京の出版社から話があり、幸運にも共著で名前が出ることに。それは経営戦略の超入門レベルで売れるとは私も師匠も周囲も思わなかったが、まさかの10万部へ。以来、全国から講演依頼が相次ぎ、成功事例の講演屋に変わる。2007年には中古マンション買う予定だった印税1000万円で世界一周へ1年間、家族4人で行く暴挙に。その後は調子に乗り、小さな成功で勘違いして嫌な奴に成り下がる。呆れた妻も私を見捨てて出て行く(2015年2月~まだ離婚はしてない)。今は次男と2人ぐらしだが、大いに反省して大いに落ち込み、懺悔して少しは人格が善くなったか。早く人間になりたいw 詳細は「かやのかつみ」で検索。