宮崎栄二
倒産から九州一へ。障害者雇用も101名へ!
■九州最大の衣服のお直しチェーン「リフォーム三光サービス」「マルシェ」+障がい者就労支援事業所「R101」創業者の宮崎栄二代表68歳。約110店舗でグループ年商8億円。従業員200名以上。うち1/3が障害者。R101では70名の障がい者が働けるよう、就労支援指導中。
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どう見ても大成功アッパレ人生!が、その人生は「就職・父の死・家業復活を決意・丁稚奉公・家業復活・小成功・倒産・借金5000万円・娘の死・離婚・再婚・サラリーマンしながら借金返済・二度目の起業・最初の社員は障害者・小成功・まさかのピンチ・再建成功・後継者育成も成功・100店超えて大成功・ガンの告知・障碍者支援に奔走・・と七転び八起き。
■1948年生まれの68歳。高校時代に紳士服テーラーの父が急死。母子家庭に。就職は建築設計事務所へ。ある日、家業の復興を思い立ち、丁稚奉公7年間。26歳で紳士服テーラー業で独立。すぐに軌道に乗り、月給は同級生の10倍に。俺は商売の天才だと浮かれ、云われるままに店舗を次々出店。銀行と喧嘩して、つい街金に手を出したら、あっという間に借金5000万円に。不渡り出して倒産が36歳の時。離婚と娘の死も経験する。破産せずに昼は歩合セールスに夜は縫い物の仕事で完済。42歳で再び起業。最初の社員が職安から紹介された聴覚の障害者。戸惑い、大いに迷ったが覚悟の採用。以前はカッコいい紳士服だったが、今度は真逆の場末の仕事と衣服リフォームに。紳士服チェーンの下請けからスタートし、その後は直営へシフト。月商50万円でも利益が出る小型店を約200店でグループ年商8億円へ。社員の1/3が障害者に。数年前にガンになったのもあり、今後は障害者の雇用支援もやろうと就労支援A型事業所も起業。現在70名の障がい者を受け入れ、普通の職場で働けるようになるお手伝いをさせてもらってる。