尾崎博昭
顧客・社員心理把捉のエキスパート
中小企業診断士
(有)グローコム取締役社長
英国ウエストミンスター大学と連携して開発した性格・行動特性診断プログラムを活用し、自己理解・他者理解を深め、より好ましい人間関係を築くことで、組織の活性化を支援するサービスを提供している。
幼少の頃から人と人との言葉のやり取りに興味を持ち、東京大学で言語学を専攻。
研究者として残ることを希望するものの、研究方針につき教授と対立し、民間の道へ。
IT企業に就職し、大企業の基幹システムの構築に深く関わる中で、システム構築以前に大切なのは「経営視点で物事を見ること」と気付き、中小企業診断士の資格を取得。
独立後も、大手企業やコンサルティング会社から順調に仕事を受注し続ける。
ところがリーマンショック時に、それまで深く関わってきたプロジェクトが突然中止、一夜にして多額の負債を抱え倒産の危機に。
新たな仕事の獲得や資金繰りに奔走する中で、自分のように事業の存続を死活問題として、真剣に悩む中小企業経営者や個人事業主がたくさんいるはずだと思い当たる。
以後、ターゲットを従来の大企業相手から、中小企業経営者や個人事業主に転換。
数ある悩みを聞く中で、全ての問題に共通している要因に気付く。
「人間関係」!
ほとんど全ての問題が、人と人とのミスコミュニケーションを起点として発生し、人々の元気を奪っている。
「この悩みを解決したい!」との強い想いで、英国の大学と連携して、科学的に人の性格や行動特性を分析するプログラムを開発。
自身を見つめ直し、他者心理の多様性を理解するための、格好のツールとの評価を多方面から受けている。
これまで400人を超える企業経営者や個人事業主の方々へのサポート実績を持つ。
組織間の風通しの悪さに悩んでいた経営者が、診断プログラムやワークショップの導入をきっかけに、組織力の強化を図り50%の売り上げ増を実現したり、顧客との信頼関係構築に苦労していた個人事業主が、顧客へのアプローチ視点を転換しただけで、一気にリピート率を5倍に引き上げるなど、着実に実績を積み重ねている。
クライアントからは「最後までとことん一緒に考えてくれる『同志』」として慕われている。