西谷和夫

製造業の問題発掘・問題解決シナリオを設計します

西谷経営技術研究所所長・経営技術コンサルタント

大阪生まれ。関西大学工学部電子工学科卒。

タキロン㈱入社後、日本能率協会の指導を受けつつ工場改善を推進。
工場内では管理職を含めほぼ全員が現状維持派だったため、硬い頭をほぐすのに大変な苦労を経験したが、その後、「仕事を通じて自己能力を高めてこそ人生の充実が実現できる」と考える同志が一人二人増えて行き、社員の社内改善意欲が徐々に拡大していく。
その成果が取締役クラスに認められ、改善業務の社内第一人者になる。
引き続き、TQC・TPM・新製品開発・ISO認証取得を担当し、社内風土を改善し続ける。

その働きを見たコンサルタント会社からヘッドハンティングを受けたが、まだまだやり残したことがあると誘いを断り、改善活動を推進しながら、実務と理論を併用した手法に磨きをかける。 それまでの主流だった「分析的改善」アプローチの限界に気付き、「システムデザイン」アプローチによる独自の超効率的改善技術を開発。
社内だけにとどまることなく、関連会社の改善にも次々成果を出し続ける。

2000年にタキロン㈱を退社。西谷経営技術研究所を設立、代表となる。
「最短」「最速」「最安」の工場改善プログラムの実践を行い、ISO認証取得指導を初め、リードタイム短縮・工数削減など生産性改善の実績を上げ続ける。

その後、中小規模製造業ではマーケッティングが手付かず状態であることを知り、超即効性のあるお客集め手法の指導で大きな成果を出し、現在に至る。

座右の銘 : いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない。 
         ― アルバート・アインシュタイン

メディアへの執筆、各地でセミナー・講演多数。

[業績向上の実績] (2016年12月現在)
製造業:178社  サービス業:75社  建設業:15社 倉庫業:2社  ホテル旅館:2社 卸業:1社

著書:『工場改善の仕組みづくり発想法(中央経済社)』