佐藤満
絶体絶命の経営危機に3度打ち勝った自動車販売の鬼
ホンダカ―ズ・タイランド元社長/フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン元社長/日本ゼネラルモーターズ元社長
日独米の大手自動車企業経営に携り、「原因自分論」をはじめとする「組織を元気づけ、活性化させる」講演や企業診断を得意とする。大学卒業後、約40カ国を放浪。
商社勤務を経て、31歳で本田技研工業に入社し、ブラジル・タイで勤務。42歳でホンダカーズタイランド社長に就任後は、ホンダの乗用車シェアーを5年で2.5%から22%にアップさせ、タイ経営者協会最優秀経営者賞受賞。
帰国後、本田技研本社輸入車部長として「日本ではなかなかに売れない」と言われたJeepチェロキーを年間販売台数800台から2年後には13,000台へと大躍進させ、今日のRV車の仕掛け人となる。
フォルクスワーゲングループジャパン社長に就任後には、同車を3年で25,000台から60,000台に、日本におけるドイツ車シェアーを25.5%から34%に躍進させる。98年には、日本人初の日本ゼネラルモーターズ株式会社社長に就任。
2002年社長退任後、株式会社佐藤満 国際経営・農業研究所を設立し、日本・ドイツ・アメリカの大手自動車企業での経験を生かし、実践から学んだ経営論で累計回数1800回をこえる講演・企業診断をこなす。「会社を黒字にできなければ、原因はすべて自分の器のなさにある」が持論。将来の夢は「プロの農夫・養蜂家になること」 。著書「社長の手帳(グラフ社)」社はビジネス書ベストセラーNo.1にランクインする。