笹倉 栄人

「健康」というキーワードで世界を一つにする

株式会社ALTURA 代表取締役CEO
ALTURA Inc.

「健康」というキーワードで世界を一つにする

 当社では医療プラットフォームである「オンライン師匠」と医療福祉施設の人材を視覚化してマネジメントできるタレントマネジメントシステム」による人材データベースをメインに医療福祉に最適なサービスを提供しています。医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・看護師・歯科医師・柔道整復師・鍼灸師・アスレティックトレーナーなどを対象に、病院、介護施設、クリニックや整骨院、サロン、スポーツジムの組織マネジメントをトータルサポートしており、臨床技術やリーダー育成、キャリアアップなど様々な方法で教育や人材開発を行っています。
 最近では世界へメイド・イン・ジャパンの育成プログラム発信を目指し、成長データのノウハウ提供や身体アルゴリズムのさらなる開発を行っています。健康という切り口で世界的なプラットフォームを築き、人々の輪を広げていきたいと考えています。

本気で取り組む1つが「脳の癖」を変える。

コンプレックスが多く、人の目ばかり気にし、縮こまっていた少年期。負けたくない、もっと褒められたい、目立ちたいよ!と心の中で叫んでいたが思うだけで終っていた青年期。そんな僕は、野心だけあり行動や言動に表さない人だった。いつもだせーな自分。もっと目立ちてーな、なんて思っていた。

僕が変ったと感じたのは、本気で取り組み続ける中で、関わる人々に恵まれていたという結果だった。本気になれば人は動く。何より自分が動いているということ。

これは本当に大切な部分で、動かないと新しい景色なんて見えやしない。
そんなことを考えながら、少し過去を振り返ってみようかな?と思う。

15歳の頃、本気になれたバレーボールをきっかけに自分のコンプレックスの一つである「身長が低い」をポジティブに捉えることができた。
今思えばだけど、ここを乗り越えれたというか強みにできている自分はなぜか好きだ。

僕は、バレーボール選手として170㎝に満たない身長が嫌だった。
バレーボールや身長が高ければ良いというスポーツ(ほとんどのスポーツは身長が高い方が有利だが)をやっている人は経験があるんじゃないかな。
身長を伸ばしたい一心でお母さんにカルシウム剤を買ってきてもらい、毎日欠かさず飲んでいた。今思えば弱みばっか見ていたんだと思う。
さらに、ビタミン剤も必要だという情報を得て、ビタミン剤も飲んでいた。

それでも身長は伸びず、バレーボールでは身長のせいにして「背が低いからリベロしか無理だ!」「サッカーの方が向いてるんじゃないか?」なんて思いながら、自分を自分で閉じ込めていたなーと思う。

自分がなりたい像ではなく、一般的なバレーボール選手像を描いていたんだよな〜きっと。背が高い選手=すごいプレーヤー みたいなものさしを自分で設定して、そんな気持ちばっかだったから、自分を見てなかったんだろうね。

毎日泣いて自分の身長の低さを責め、苦闘の毎日だったね。
好きなことなのに、嫌いになっていく。逃げ道ばっか見つけて。
でも、なんか負けたくなかったんだよね。自分に。
だから泣いてでもやってたんだと思う。
悔しくて泣きながら何回も机を叩いてたなー。

でも、そんな僕にも転機があったんだ。
好きだから良く一流選手のプレーを見てた。
だから、録画して何回も見てた。
ある時ブラジル選手のプレーを見てた時にふと思った。

自分の身体を責めるのではなく、自分の身長を活かせないかな?

ブラジル代表のジバという選手は、他の選手が2mを超える身長の中でそれに満たない身長で世界と対等に戦っていた。
衝撃だった。

世界1位のチームの中に周りより身長が低いのに、周りの選手以上の活躍をしている。
それを観た時、

自分はなぜ身長のせいにしているんだ?

自分が情けなく感じた。
そして同時に、僕にも生きる道があると感じた。
要は考え方。

弱みを活かす。
いや、弱みが最大の武器だ!

みたいに言えたらかっこいいな!って

そこから身長のせいにせず

どうすれば対等に戦えるのだろう?と考えるようになった。

身体の問題は確かに大きな問題だった。
でもね、僕にしか出来ないこともあるはずだ!と。

視点を変れば良いだけじゃん。
みたいな軽い気持ちではなかったけど、なぜか希望が見えた。

希望があるなら、人生一回。
全力出して、本気出して無理だったら仕方ない。
でも、本気を出さない自分はだせーよなって。

ポジティブになると見える世界も変わった。
今まで「なぜそんなことにこだわっていたのだろう?」
もっとやるべきことがいっぱいあるということに気づいた。

いいね。ポジティブな自分。

なんて思いながら。笑

面白いことに前を向くと、なぜか見えなかった世界が見えてくるんだよね。
偽物の自分をイメージするんじゃなくて、本物の自分をイメージ出来るようになってきた。

おもしれー!

自分の可能性はまだまだ未知だな。
まだまだいける。
身長の話は終わりだ!

なんて思いながら、カルシウムとビタミン剤は食べていたけどね。笑

でも、本当思うことがある。


自分の可能性は、自分で閉ざしている。


これほど無駄なことは無いんじゃ無いかって。

これはスポーツだけでなく、日常生活や容姿、仕事全てに繋がる。

必ず自分のためになる。
自分の可能性は自分が切り開く。

こうやって自分を鼓舞することしか結局出来ないのだから、
せめて自分が思う100%を出してーなって。


今でもバレーボールをして身長が欲しいと思ったことはあれ以来無いんだ。
むしろ、身長が高い選手にはぜってー負けね。なんて反骨心を燃やしている。
そう思いながら今でもバレーボールをしている。
まだまだ伸びるぜ。身長以外がね。笑

今思うとコンプレックスと逃げずに向き合えたことが良かったのかな?
コンプレックスって難しいなーって思う。
そのコンプレックスが実は周りからすると良く見えたりするから余計に複雑だ。

でもね、それも含めて自分なんだな。
だったら前向いてやることやるしかないぜ!?

逃げずに向き合うことで、身長以外のコンプレックスへの考え方も変わった。
なんせ自分との向き合い方がわかったし、何より可能性は無限大だと思うからね。

僕がどれほど良い影響を世の中に与えられるかはわからない。

でも、もし悩みがあって前に進めないのだとしたら、
僕のセミナーに来て欲しい。

僕のセミナーは経験談と脳科学を元にみんなに希望を与えられる思考法を伝授していき
進むべき未知の世界への架け橋にして欲しいなと。

「脳の癖」が書き換わるとすごいんだよって。
自分の考えや意見に自信を持って、弱みを最大の武器にできる可能性があるよって。

コンプレックスが強みになったのは、僕がただ単に自問自答していたからだけではないと思っている。
そこには、関わる人の影響が大きかった。
見られていないようで、見てくれている。
すごく嬉しいし、本当感謝している。
だから、この感謝を僕は伝えるという方法で表していきたい。

僕は、だらしなく何も出来ない口だけの人だった。
そんな僕でも、1つの本気で変わることができたんだ。
そして今では、自分の可能性にワクワクしている。

1人でも多くのみんながポジティブになって、
可能性を自ら切り開いていって欲しいと思う。


人生一回。夢と志を持って毎日ワクワクしようぜ。