小泉吉永

江戸楽舎 舎主

江戸時代の教育や庶民文化に関する講演・執筆や展示企画の傍ら、各種メディアにも出演。
 江戸時代の研究は、1977年に神田神保町の古書店で1冊の往来物(寺子屋の教科書)との出会いから。以来、往来物など近世庶民史料の蒐集と研究を始め、数多くの近世史料の著作や出版に携わる。

 この間、江戸時代の女性用書道手本と女性書道家、女性書札礼の研究を進め、博士論文「近世の女筆手本─女文をめぐる諸問題─」で、1999年に金沢大学社会環境科学研究科より学術博士を授与された。

法政大学文学部講師、学術博士(金沢大学)、往来物研究家(往来物倶楽部代表)。
 1959年東京都生まれ。82年早稲田大学政治経済学部卒業後、学校教員や出版社編集職を経て、現職。