中田典男 氏

シニアマーケティング プロデューサー

■ 株式会社日本SPセンター シニアマーケティング研究室 プロデューサー
1957年、大阪府守口市生まれ。大阪府立四条畷高校、大阪外国語大学(現大阪大学)ロシア語学科卒業。1979年、株式会社日本SPセンターに入社。DDB、オグルビーなどアメリカン・トラディショナルな広告づくりを範とする自社のポリシーに基づいて、イメージに流されない「読める・わかる・伝わる」クリエイティブをめざす。主にセールスプロモーションの立案・新製品の市場導入、カタログやマニュアルのSPツールの企画・制作を担当。
2014年以降、シニアマーケティング研究室に参画。シニア市場開発のための戦略ツールの構築、ペルソナの策定、シニア世代向けのクリエイティブ開発等に従事する。
【株式会社日本SPセンターとは】
ターゲットを明確にするマーケティングリサーチから、求めるアクションを引き起こす戦略の立案、成果につながるコンテンツの制作、そして、継続的な運用の改善と最適化までの的確なソリューションを提案。シニアマーケティング研究室では、今後ますます拡大するシニア市場に特化した調査や、コピーライティング、デザインの分析など、シニア層に効くマーケティング戦略策定のノウハウを発信。

「何歳からシニアか?」という定義づけは難しく、50歳以上という考え方もあれば、定年退職してからという定義の仕方もあります。さらに世界保健機構(WHO)の定義に則って、65歳以上の高齢者をシニアと呼んでも差し支えありません。しかし、より重要なことは、塊としてのシニアの市場規模よりも、むしろ個々のニーズに注意を払うことが大切です。
シニアマーケティングが注目を集めるのは、シニア世代は雇用状況の変化による可処分時間・所得の変化や子どもの独立による家族構成の変化、加齢などによる身体能力の変化など、さまざまな「変化」にともなうニーズが多く存在するからです。
このような「変化」にともなうニーズにいかに対応できるかが、事業の成否のカギを握ります。
本講座では、シニアマーケティングを研究している講師を招き、現在の時代背景やペルソナ 像などについて、お話しをしていただきます!